マンション購入&住み替え記⑦~抵当権抹消&ローン審査へ~
前回は実家の売却が終わったところまで書きました。
実家の売却代金を親から借りて、当時住んでいたマンションの残債を返済することにしました。
このときはきちんと父との間で金銭消費貸借契約を締結しました。
電子契約にすると印紙税がかからなくてお得なんですが、父が電子契約を使いこなせる人ではなかったので、紙の契約書に実印を押すという古めかしいタイプの契約書になりました。印紙もちゃんと2万円貼付しましたよ(ちなみに、原本1通、写しを1通保管という形にしたので2万で済みました。原本2通作ってたら4万円かかります)。
返済期限は停止条件にしました。私の現居が売れたら返済します、というかんじです。ただ、それだと税務署に実質贈与とみなされてしまうと困るので、停止条件が成就するか、●年●月●日が到来するか、のいずれか早いほうという書き方をして対処しました。
この書き方が正しかったのかはわかりませんが、実際には売却にそれほど時間がかからなかったので特に問題にはなりませんでした。
アルヒに連絡をしてサクッと返済を完了させ、これで終わったと思っていたら、後日アルヒから届いた書類に「抵当権の抹消は自分でやるんだよ」という趣旨の書類が入ってまして、「え、、、」と。
前回売却したときは司法書士さんがいたので抵当権の抹消もそちらでしてくれていたんですが、今回は自分で全額繰上げ返済したので、自分で動かないとダメだったんですね。
こういうのは後になればなるほど面倒になるので書類が届いたその日にタクシーで法務局に乗り付けて(なお、行く前に予約が必要か等は電話で確認しました)抹消手続きを済ませました。
法務局の窓口の方が本当に親切に書類の書き方を教えてくれるのでちっともむずかしいことありませんでした。これを司法書士さんに頼んでいたら3万円くらいかかるので、自分で消せてよかったです。
残債を完済し、抵当権も抹消して綺麗な身体になった私は、再度複数の銀行さんに住宅ローン審査を出しました。
結果として通ったのは、イオン銀行さんとソニー銀行さん。通らなかったのはauじぶん銀行さんです。
イオン銀行さんは内見に行きたいと思っていた王子のマンションで仮審査を出したんですが、最初は「40平米未満の部屋は住宅ローンが通りにくいから落ちるの覚悟しておいて。それと金額もけっこうチャレンジしてるから」という趣旨のことを伝えられましたがあっさり通りまして、担当さんがちょっと興奮した様子で「これならもっと高額借りれますよ!いきましょう!」って雰囲気になっていたのが面白かったです。
ソニー銀行さんも特に問題なく通りましたが、auじぶん銀行さんはダメでしたね。マンマニさんおすすめのマンションなのでマンションの評価がダメということはないと思います。ひとえに、私の与信が足りなかった、それだけかと。
厳しいとは聞いていましたが本当に厳しいんだな、と思いました(なお、同僚はauじぶん銀行さんのペアローンで1.4億借りているので所属している会社がダメということもなく、本当に、純粋に私個人の与信の問題、、、)
住替えの話を書きたかったのですがそこまで進みませんでした。次回こそは住み替えについて書きたいと思います。