【くせ毛は活かしたいけど】カーリーヘアが似合わない問題と対処法
今回は、私が一度くせ毛活かしに挫折した経験を踏まえて、
「カーリーヘアが似合わない問題」について書いてみたいと思います。
くせ活に失敗
私は過去に一度、脱・縮毛矯正に失敗したことがあります。
理由は、自分にはカーリーヘアは似合わないと思ったからです。
一年近く頑張って髪を伸ばし、見様見真似でカーリーガールメソッド(カールを出すスタイリング法)を練習していたのですが、
なんかこれじゃない。しっくり来ない。
最初は見慣れないせいかもと思いましたが、何度トライしてもやっぱり違和感。
結局いつも、ストレートアイロンでクセをおさえていました。
(カーリーガールメソッドは休日に家で試していた)
自分にはカーリーヘアは向いていないんだと思ったら、一気にモチベーションがゼロになり、人知れずくせ活を終了。
私は再び、縮毛矯正をかけることにしました。
1.トータルコーディネートの重要性
私が直面したしっくり来ない感覚。カールが似合わない問題。
でも実はくせ活をしてみて、なんか違う…と思っている方も案外いるのではないでしょうか。
なぜなら、天パを全面に出したヘアスタイルは良くも悪くもデザイン性が強いので、
インパクトや存在感がある髪型でもあるからです。
前髪を切ったどころの変化ではないので、そりゃいろんな感想がありますよね笑
そこで改めてインフルエンサーの方々を見てみると、
彼女たちは比較的クルクル感の強いスタイリングに、大振りのピアスをしたり、派手色のリップをつけたり。
カーリーヘアとファッションを上手に組み合わせて、オシャレを楽しんでいることに気付きました。
中には、80年代のアメリカを思わせるような細かいウェーブにハイトーンカラー、あえてドライな質感にセットして、
シミやそばかすを隠さないメイクに古着を着こなすという全身完璧な方も。
(タレントのPecoちゃんみたいな感じ!上級すぎる!)
しかしながら私は、仕事ではスーツを着ているし、メイクもナチュラルが好きで、私服もシンプル。
性格的にも落ち着いた方だと思うので、そんなにポップな雰囲気をまとっていない笑
頑張って髪の毛だけクルクルさせても、それ以外の部分で統一感がなかったことが違和感の原因だったのです。
インスタで見る彼女たちと自分の違いは、トータルで見た時のコーディネートができていないということでした。
2.方向性を明確に
しばらくは再びストレートヘアで過ごしていた中、
私は、30代半ばの年齢に差し掛かったことをきっかけに、長年のセミロングからばっさりとショートヘアにしました。
清潔感がありお手入れも楽でとても気に入ったのですが、
髪が短くなったことでなんとなくストレートでは物足りなさを感じ、
自然と、もう少しボリュームや動きがあった方がバランスが取れるのでは?と思うようになりました。
大人っぽい雰囲気が好きなので、少し自分より上の世代を参考に、
40代からのショートヘア画像を検索したり、ショートが似合う女優さんをチェック。
すると、大人ショートとパーマの相性が良く、とても好みであることに気付きました。
今までSNSで見ていたカジュアルで元気なカーリーヘアとはまた雰囲気が違い、
ほど良いリラックス感ときちんと感の両方あるスタイル。
私がしたいのはこういう雰囲気のオシャレだと思いました。
画像を何枚か保存し、自分もこれに寄せていく形でカールを活かせないかと思ったのが、くせ活リベンジの第一歩でした。
自分の求めるなりたい雰囲気を明確にし、カーリーヘアの方向性を合わせることができたら、
しっくり来ないというギャップは避けられるのではないかと思います。
※ただ綺麗なカールを出すことに執着するのはキケン
3.メソッドは自己流でOK
カーリーガールメソッドは、
毎日頭を洗わない
スタイリング剤をたっぷりつける
自然乾燥またはディフューザーを使う
など、
取り入れるにはハードルが高い項目がいくつかあります。
またスクランチングと言って、水分をたっぷり含んで髪をもみ込む作業もあります。
綺麗なカールを作る一番重要な作業です。
しかし、私はこれらをすべて行っていません。
頑張ってメソッドを練習していた頃は、インスタとできるだけ同じように再現しなければいけないと思っていましたが、
そもそも強いカールを求めていないことや、
髪になにかをつけた状態で寝ること、数日そのままで過ごすことなど、個人的には難しいことも多かったので、潔く無視することにしました笑
毎日普通に頭を洗い、ばーっとドライヤーで乾かして寝ていますが、
それでもくせ毛専用のスタイリング剤を使いながら朝セットするだけで、少しずつカーリーヘアを試せるようになってきました。
まだまだ私自身も練習中ですが、やり方も使うアイテムも使用量も、自己流で全然問題ないと思います。
それが逆に、正解がない難しさでもありますが、
少し時間をかけて習得していくイメージで日々向き合っています。
おわりに
ストレートでもカールでも、シンプルに自分が気に入り、楽しめるヘアスタイルを選ぶことが一番大事ではないかと思います。
自分のくせ毛を活かすためにファッションのテイストを変えるという手もありますが、
もしも無理やり系統を変えたとしても、カーリーヘアを好きになれず、くせ活が苦しいものになってしまいます。
私のように、年齢で気持ちが変わったり好みが変化することもあるので、
20代はサラサラヘアをやり尽くして30代からカーリーヘアに挑戦!でも良いと思いますし、
日本でカーリーヘアがもっと広まっていったら、より自分好みのスタイルの人を見つけることができるかもしれません。
私も試行錯誤をしながら、自分にとってベストなカーリーヘアを見つけていきたいと思います。