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書く習慣DAY14 夢中になったモノやコト


私は飽き性で凝り性なところがある。
海外ドラマ「24」が流行ったときは24時間で全話を見た。(今なら途中で確実に寝るな)
ハリーポッターの新刊が出たときは、ほぼ徹夜で読み切った。(次の日めちゃくちゃ眠くて後悔したけど)
お菓子作りが趣味だったときは、ミルフィーユをパイ生地から作った。(素人が2日かけて作るより、買った方が早いし、おいしいのに)
過去を振り返ると、なぜそんなに夢中になってたんだろう?と思うことが多々ある。

そんな熱しやすく冷めやすい私が何年も夢中になったのは、glee/グリーというミュージカルドラマだ。もともと海外ドラマは好きだけど、これは別格だった。

コメディドラマでもあるので、ストーリーが面白いのはもちろんなのだが、
歌って踊るシーンが最高に楽しい。
ドラマのサウンドトラックを全部買い、携帯音楽プレーヤーに入れて毎日聞いていた。
洋楽ファンにはたまらないドラマだと思う。
往年の名曲から現代のヒット曲まで、ストーリーに絡めてカバーしている。
カバーと言っても、アレンジされていて、それがまた秀逸。
「雨に唄えば」とリアーナの「アンブレラ」のマッシュアップは曲もパフォーマンスも大好きで、そこのシーンだけ何度も見返した。
私が特に好きなのは、シーズン3のマイケル・ジャクソンの曲だけを使ったエピソードだ。
曲のアレンジがいいし、PVを再現したパフォーマンスはオリジナルに引けを取らないくらい見応えがある。

しかし、グリーはただの楽しいミュージカルドラマではなく、深いメッセージが込められている。
というのも、グリークラブの部員は、黒人やアジア人、ゲイ、車椅子などマイノリティなメンバーばかり。
特にゲイのカートは重要なキャラクターで、男らしさを求める父親とのエピソードは感動的だった。
マイノリティの生徒に光をあてて、彼らの抱える生きづらさに寄り添っているのがこのドラマの魅力だと思う。

人種や性的指向が違っても、ハンディキャップがあっても、誰もがそのままで素晴らしいし、輝ける。
そんなメッセージがビシバシ伝わってきて、勇気がもらえるドラマだ。

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