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書く習慣DAY28 もしも1つだけ夢がかなうとしたら

夢というより妄想だけど、もしも私に莫大な資産があるなら、子どもたちが安心して過ごせる場所をつくりたい。

子どもといってもターゲットは10代の少女たちだ。というのも、私が10代ののころに安心できる場所が欲しかったから。

当時、私の世界は家と学校だけ。そんな狭い世界の中で、私の居場所はどこにもなかった。
家では両親のケンカにビクビクし、学校では家庭が崩壊していることを知られないように「良い生徒」を演じる日々。

家に帰りたくない、学校に行きたくない、そう思っても他に私の居場所はないし、誰にも言えなかった。一時でいいから心休まる場所が欲しかった。
昔の私と同じ思いをしている子どもたちのために避難所みたいな場所をつくりたい。

まず、ワンルームマンションを何棟か買う。
部外者を入れないように、一階には受付。あと、奥に広い食堂とくつろげる談話室を作ろう。食堂であたたかいご飯をお腹いっぱい食べて、談話室でお菓子を食べたり、友だちとおしゃべりしてゆったり過ごしてもらいたい。

今夜一晩過ごす所がほしい、1人になりたい、落ち着いて眠りたい、そんな理由でいいから気軽に利用してほしい。
もちろん、ここから学校に通ったり、仕事に行ったりしてもいい。

少女たちの対応は私ではなく年齢が近い女の子たちに任せよう。あんまり年が離れていると警戒されるから、18歳~24歳くらいまでの若い女性にお願いしたい。
大人に裏切られ、傷ついてきた子たちは大人を信用しない。私自身がそうだったからよくわかる。自分の親と年齢の近い私が声をかけても話をしてくれるとは思えない。
私はひたすら雑用係のおばさんに徹し、陰ながら彼らを見守ろう。法的手続きや公的支援が必要な場合は当然サポートする。

安心安全な場所であることが一番大切だけど、自分と同じような悩みを持つ人と出会い、ともに過ごすことで、自分の状況を整理したり、自分の将来を考えたりする場になってほしいと思う。

大人と言われる年齢になってから何年も経つが、10代の辛かった日々が今の私に大きく影響していると実感している。
だからこそ、困難な状況にある少女たちが、少しでもよりよく生きられるように「ここにいれば大丈夫」と思える心の拠り所になるような場所をつくりたい。それが私の夢。


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