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書く習慣DAY24 今日1日にあった印象的なこと

今朝通勤途中でのこと。一人の男性に目が留まった。

地下鉄の改札を抜けて、地下道を歩いていると、小柄で痩せた男性がこちらに向かって歩いてきたのだが、その男性がスカートをはいていたのだ。
年齢は40代半ばくらいだろうか。頭のてっぺんには髪の毛がほとんどなく、両サイドの髪の毛を後ろに1つに束ねていて、その毛は仙人の長い髭のように細長く背中に垂れ下がっている。
白いTシャツとスカートにはかわいらしい花柄の刺繍がほどこされていて、足元は真夏なのに黒いタイツ。メイクはしておらず、メガネをかけている。
顔と服装のギャップに一瞬戸惑ったが、その男性を奇異な目で見てしまった自分にも戸惑った。

そもそも男とか女とか関係なく、誰だって好きな洋服を着ていいはずだ。
男性はズボン、女性はスカート、という概念が世の中に浸透しているけど、性別による服装の規則はない。何を着るかは本人の自由だ。
スコットランドの民族衣装はキルトスカートだし、日本の着物は男女ともに同じつくりになっている。服装と性別を結びつけるのは不自然なことだと思う。

「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」というアインシュタインの言葉通り、世の中には「こうあるべきだ」という固定概念と偏見にあふれている。

自分ではなるべくニュートラルでいるつもりだったが、どうやら私も無意識のうちに偏見をコレクションしていたようだ。自分の持っている固定概念に気づかされた出来事だった。


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