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長期インターンをすれば就活は絶対に変わる


はじめに

はじめまして!大阪大学の4年生で、現在は就活支援のNPO法人で活動しているjagと申します。
今回は7ヶ月の長期インターン経験がある私から、長期インターンに関する3つの重要なことをお話したいと思います

私は東証グロースに上場している、教育メディアサービスを取り扱っているIT企業で約7ヶ月間働きその経験をもとに入社する業界や企業、職種を決めました。
ベンチャー気質が残り、マネージャー層も創設からずっと勤め上げている方が多く、一緒に働く中で働き方や考え方、キャリアなど、さまざまなことを勉強させていただきました。
私の就活を変えただけでなく、人生も変えたと言っていいほどかけがえのない経験で、長期先の皆様には感謝しております。本当にありがとうございました。

この記事では、私の長期インターンの経験と、その経験から導き出されたアウトプットに関して書かせていただきたいと思っております。
長期インターンに興味を持つみなさまの背中を押してあげれるような記事にしたいと考えておりますので、ぜひ最後までお読みくださいませ。

メインテーマ

今回は長期インターンで学んだことについて話したいと思います。
長期インターンで学んだことは大きく3点で、
①ベンチャーの利点
②社風がいかに大切か、業務内容がいかに大切か
③人脈がいかに大切か
です。後で詳しく説明します。

前提

前提として、私が行っていた業務と勤務時間、頻度について説明します
私が行っていた業務は主に4つで、

①業務マニュアル研修作成&実施及びマニュアル管理業務
②部署内管理業務(販管費計算、社員の勤怠管理など)
③オフィスレイアウト変更プロジェクト(2ヶ月)
④インターン生4名のマネジメント(直属の部下1名、チームの後輩3名)

です。細かいものを合わせると更に10項目ほど増えます笑

①②はインターン開始直後から任せてもらい、③④はインターン開始から5ヶ月目に担当となり、特に③④は非常に大変なタスクだったことを覚えています
特に③はビルの4フロア分を占めるオフィスのレイアウトを変更するため、施工工事や部署間での席替え管理、施工工事に伴う新規什器の確保、施工工事のスケジュール管理、全社へプロジェクト概要の広報、施工後のチェックリストの作成、業者とのMTGへの参加などなど、学生が1人でするレベルではない量のタスクを1人で任されることになりました、、、😭
④は入社直後のインターン生が直属の部下として配備され自由に使って良いということで私が日常的に持っていたタスクを割り振りするのと私のプロジェクトの補佐、彼主導のプロジェクト管理、チームの後輩たちが行っているプロジェクトの補助や管理を行っていました

私の勤務時間と頻度に関しては、

22年3月(入社月):週4、8時間勤務+残業2時間
22年4月〜7月   :週3、6時間勤務+残業2時間
22年8月(夏休み):週3、8時間勤務+残業1時間
22年9月(最終月):週4、8時間勤務+残業2〜3時間

入社月は業務を早く覚えようと残業してまで部署のフォルダに入っていたプロジェクト資料を読み漁り、どんなことをしないといけないかをキャッチアップしてました
最終月は大型案件の追い込み時期で、各工程のスケジュールの確認や実際のタスクなどを行い、更にインターン生への引き継ぎ&プロジェクト補佐などを行ったため、会社でえぐい時間を使った記憶があります笑

学んだこと

さて、学んだことについて3点話したいと思います。

①ベンチャーの利点

ベンチャーの利点って正直入るまでわかってなくて、なんなら「怪しい団体だからデメリットのほうが大きいかも」と思ってました。私が入社した企業は上場しているので怪しい団体ではなかったんですが、それでも入って仕事をするまでは怖かったです笑

結論、ベンチャーの利点は、「社員が少ないからこそ、一人ひとりが裁量を持って働くことができる」点と、「設立当初からいる場合は上場した際の株の売却益」です。
上場しているとは言えグロースなので、インターン生合わせて約200名ほどの会社でした。したがってインターン生だからとか関係なく、一人ひとりの働きがめちゃくちゃ大切になってくる分、任されるプロジェクトの規模も大きくなり、裁量も大きいです。大企業で務めた場合、その規模のタスクをするのは最低5年はかかるようなタスクが、ベンチャーでは入社5ヶ月目の、社員でも無い私に回ってくるわけです。
さらに2点目の「株の売却益」に関しては、設立当初から居るメンバーは、上場前に基本大量の株式を譲渡もしくは購入して持っています。上場して数ヶ月後にその株式が成長株になれば、元々10円だった株が100円になっており、それが100万株あるわけです。単純計算で元出100万円が1000万円になっているわけです。私の上司は株式だけで入社数年で数千万円を貯金できたと言っていました笑
企業をしなくても、ベンチャーの中枢メンバーになっていればその恩恵は計り知れない可能性があり、会社に雇用されているという観点で守られながら、自分自身の活躍でいくらでもお金を作り出すことができるわけです。これは大手には絶対に無い、「ベンチャーならではの価値」だと思っています。

②社風がいかに大切か、業務内容がいかに大切か

私達の会社の社風はどちらかというと「真面目」で、特に私がいた企画部は暗めの雰囲気でした。そのため入社直後はわからないことだらけで社員さんに話を聞きたいのに、聞くと仏頂面で「何?」みたいな感じで聞きづらかったことを覚えています。またインターン生だからと態度を変えることはありませんが、上司の名前が書いてないけどしないといけないタスクを私が振ると普通に断られました。今となっては当たり前だなと思いますが、最初の頃はこの雰囲気がどうにも嫌で、学生気分が抜けてない私にとってはきつい環境でした。
入社から私の働きを見て信頼をおいてくださった方は徐々に心を開いてくれましたが、関わりのない社員さんからはずっとそんな感じだったなと思います笑
結局7ヶ月後退社の際は温かい言葉を頂いたりしましたが、雰囲気としてはそんな感じでした。この経験からできる限り柔軟性があって、温かい方が多そうな職場で働きたいと思うようになり会社選びに活かしました。

業務内容に関しては、私はずっと数値を持たないようなタスクばかりで(インターン生はみんな数値を持たせてもらえない)、誰かが稼いだお金で給料を頂いていました。もちろん誰かがやらないといけないタスクなのはわかっていますが、この会社の売上を作っていると言う感覚は湧きませんでした。これがどうにも私には嫌で、「社員の給料は俺が稼いできてるんだ」という感覚が非常に大切かつやりがいにつながると実感し、営業職を志望するようになりました。インターン生ごときに大切な売上を任せるようなタスクは振らないのが普通なので当たり前ですが、会社を選ぶ際は必ず「営業職」で確定される会社に行きたいと思いました。

③人脈がいかに大切か

私の直属の上司だった方は敏腕マネージャーで、創立時からいる古参メンバーでした。30代半ばにして年収が1本越える方で、素晴らしい上司だったと思っています。男性としても尊敬できる方で、奥様お子様がいらっしゃり、教育や家事も率先して参加されていました。「子供がお熱やから今日在宅でよろしく」っていうLINE WORKSの文面を何回か見ました笑
奥様も社員として働かれているようなので、共働きに関しても学生段階から勉強させていただいたと考えております。
そんな方にゴリゴリしごかれたことは大変貴重な経験だと思っているし、その方の考え方を聞いて今でも大切にしている価値観もあります。

さて人脈の話ですが、その上司が、私が退職後3ヶ月ほどで転職され、ある会社の関西支社立ち上げのリーダーとしてアサインされました。そこでその方が手足となる直属のインターン生を3名採ることになり、私もお声掛けしていただきました。このお話は私には重要な案件で、それなりの規模の会社の立ち上げメンバーとして活動できる学生なんて日本では稀だと思ったし、この経験は貴重なものになると確信しました。結局勤務時間や頻度の関係で不可能なことが発覚したため断念しましたが、「これに参加できていたら」と思うと悔やまれます。

こういう案件はサイトで探しても絶対に出てきません。上司との信頼関係があったからこそ、こういった案件をもらえたと思っています。私自身の仕事が評価されたからこそ、上司から「立ち上げメンバーとして入ってもらいたい」と思っていただけたのだと思います。本当に名誉なことだなと思っておりますし、ビジネスに関する1つの成功体験として私の中に蓄積されています。

また長期インターンを一緒にしていたメンバーは、大手外資IT企業や総合商社、外資系コンサルに内定され、今でも関係を持てているし、なんと私の内定先である外資ITベンダーにも2名同期がいました!!

人脈は後からじわじわと効いてくると思っています。なので、こういった人間関係を大切にし、突然のありがたい話に乗れるよう、自分自身を高めておくことが重要だと感じています!

自分で何かを始めたいと思ったときも同様で、そういった人間関係から新しい案が出てきたり、会社を立ち上げるとなった時に一緒に創立したりするなど、人脈が大切になってくるんではないかなと思っています!大人の方から見れば甘いと思われるかもしれませんが、ご愛嬌ということでお願いします笑

最後に

こういった形で長期インターンは「しんどい、やらなくても良いこと」なんですが、たった7ヶ月の経験とは思えないぐらい大切な経験になったと思っています。もし今からでも「やってみたい!」と思われた方はぜひ長期インターンの案件を取り扱っているサイトを見てみてください。さまざまな職種・業務・会社があるので、自分が信頼をおいて働ける企業を探すのが一番だと思います。現在「就活中!」という方は、先に就活を終わらせて、大学4年生になってから長期インターンに行くのでもいいと思います!
大学4年は本当に「暇」なので、なにか大きくて学生時代にしかできない経験を始めてみることをおすすめします笑

今後も就活や受験、長期インターンのお話をさせていただくので、ぜひフォローの方、お願い致します。それではまた!


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