虎穴に入らずんば。古田メロンを得ず。
5.19日。現在、古田メロンは蜂による交配中だ。
私はメロン世界一になるつもりで挑んでいる。毎年決まったことをやればいいのだが、新しい世界は開けない。世界一になるなら世界一誰もやらない虎穴に入らねばならない。
毎回、本当に怖い。膝が震え、息もつまる。虎穴というとイメージわかなければヒグマ穴か。
古田メロンは純系といわれるもので偉く敏感だ。技術に対して鈍感なf1であればいかに楽だろうか。
いま、わかりやすく言えば、これまでの古田メロン二玉分のエネルギーを一玉にぶちこんでいる。爆発でもしたらどうするんだ。それでも世界一になるなら爆発させるつもりでいかねばならない。
この5年間、光速で色々な経験を積んできたが、運もなければここまでもたなかっただろう。
そしてまた虎穴に入るのだ。