『去るもの追わず』男を追いかけない女の弱さ
『来る者拒まず』かどうかは分からないが、『去る者追わず』はわたしの恋愛のスタンスで最も軸になっている行動心理
最早肝に銘じてるというか、体に染み込んでいるというか、男は追いかけない、っていうのが、イコールわたし、くらいに定着してしまってる
noteを書き始めてこれが35本目
自分で読み返しても、あんたって強い女だよねぇ、骨組み鉄骨で出来てます?みたいな、鬼鋼メンタルですか?みたいな、女鉄人みたいに見える…バーベルも喰いちぎりそうなさぁ…
いや、違うからね?
なんて言うか、弱い自分がキライなだけ
エベレスト並みのプライドを持ってるわけでもなく、強い女でいることを美徳としているわけでもなく、負けず嫌いなわけでもなく、なんとなく直感でそうすることは自分の為にならないなって思ってるから
経験がそうさせてるってのもある
過去に経験した2回の大失恋で、彼がわたしから離れて行きそうに感じて、追いかけたことがあった 彼の腕の袖を引っ張って、行かないでって言うみたいに…
結果的に戻れたけど、それからは劣勢…
完全にわたしの方が立場は劣勢で、相手はわたしの気持ちを知って更に胡座をかいた
好きな気持ちがあるなら、諦めたくないと思うなら、自分の軸を曲げてでも行動することは決して悪いことじゃないし、後悔はない あの時ああしなかったことに後悔が残ると思うから
でも、自分のポリシーを捨ててまで彼を追いかけた後に残ったのは
独りでいる寂しさよりもふたりでいる寂しさだった…
隣にいるのに彼を遠くに感じた
見えたのは
わたしへの情熱はとっくの昔に消え去ったことを隠そうともしない彼の姿だった
こんな形で戻っても、既に手のひらから零れ落ちた彼の気持ちを拾い集めてひとつにすることは、出来ないと…
やってみてそれを知った
だからわたしはもう二度と
男は追いかけない
去りたければ去ればいい
その程度のご縁だったということ
そういう態度を見せればわたしが追いかけてくるとでも思ってるんなら、わたしを試そうとしてるんだとしたら、ごめんね?一生待ってもわたしはあなたを追いかけない
追いかけて掴んだものは、儚く脆いものだと知ったから
愛されてないなら、本当に離してもいいと思ってるなら、縋っても意味がないから
『cocoは強い 俺が連絡しなければ、そこで終わってしまうんだよな…
たまには追いかけろよ』
そんな風に言われたことが多々あるけれど、本当に決して強いんじゃない 弱いから、傷つくことを恐れて、そんな未来予想図が見えるから、自分で自分を護ってるだけ
自分に負けたくない
誰かと比較しての負けず嫌いじゃなく、自分に負けたくない負けず嫌い
闘いはいつも自分自身とだ
本当に彼の気持ちを取り戻したいと思うなら、彼自身が自分と向き合って、離したくないという気持ちに気付いて、行動を起こすまで待たなきゃいけない 女から彼がその境地に陥る前に手を差し伸べたら、彼は自分の気持ちと向き合うチャンスを失う
待っても彼から追いかける気にならないなら、こっちから追っかけても、結果は見えている だから、去る者追わず
女たる者、男を追いかけるべからずで
男たる者、女に追いかけさせるべからず
昭和枯れススキの古い思考かもしれんけど、昭和バンザーイ!
平成でも令和でも、男と女の形態は不変
男は星の数ほどいる
あなたを追いかけずにその恋が終わっても、捨てる神あれば拾う神あり
恋愛は縁とタイミング
女は男を追いかけなくていい
彼が追いかけてくるか、別の人が追いかけて来てくれるから
実は弱いのに彼には強く見える女
その方が絶対いいってことが絶対わかる
女に追いかけさせる男なんか
捨ててしまお
何、お前待ちだよってさ
動かないなら他行っちゃうんだから
わたしは縋ってくる男の人が一番カッコいいって思ってる 男なのに女の為にプライドを捨てられる人
この曲がわたしのドンピシャなんだぁ
カッコよ…