ヒルドルブのような現実の計画
こんにちわ。
今回は比較的有名な車両ですがジオン軍の陸戦艇ダブデのような現実の計画機、P.1000 ラーテ(Ratte)およびP.1500 モンスター(Monster)をご紹介したいと思います。
画像は『機動戦士ガンダム MS IGLOO 完全設定資料集』から拝借しております。
例によって以下の書籍を参照しています。
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さて、ラーテについては第2次世界大戦時のドイツで計画された陸上巡洋艦で愛称のラーテの意味はドブネズミまたはクマネズミのことであり、超重戦車 Sd.Kfz 205 マウス(ハツカネズミの意味)と韻を踏んでいることが分かります。
モンスターも同じく第2次世界大戦時のドイツで計画された陸上巡洋艦で愛称はそのまんま、もはやネズミに例えることも諦めたのでしょう笑
それぞれ、驚くべきはその巨大さですが、ヒルドルブを含めてスペックを比較してみます。
このように、サイズはかなり近いレベルで、重量についてはヒルドルブが圧倒的に軽く、出力は実はヒルドルブが劣ります。ヒルドルブのスペックについてはまたの機会に論考しようと思います。
ラーテ、モンスターともに当時は現実的では無く、計画は早々に取り下げられましたが、現在であれば兵器としての有用性はともかく、つくることは可能でしょう。何せもっと巨大な重機があるにはあるので。
ということで今回は簡単な紹介だけとなりました。