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朝、マヌルネコのノートに松下幸之助『道をひらく』を書き写す
6月3日、朝活、というほど早起きな時間ではないけど、朝6時台に書き写しをし始めた。
きっかけは、歯医者の後に同じ建物に入っているブックオフにふらりと立ち寄ったら、少し前から読んでみたいと思っていた『道をひらく』があり購入したこと。
帰宅し本を開いて1,2ページ読んだところでひらめいた。見開き2ページで1篇。
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朝、これをノートに書き写してみたらどうだろう。
昨年同僚から那須どうぶつ王国のお土産にもらったマヌルネコのノート、使い道を決めかねてそのままだった。
そうだ、アレに書こう。
翌朝、いつもより早起きし、コーヒーを淹れカカオ高めの一口チョコレートを2個食べるというルーチンを終えて、いざ。
普段ノートに何かを書く時は、消しゴムで消せるようにシャープペンシルを使うのだけど、今回はボールペンを使うことにした。修正テープは間違えた時だけ使用可、字のバランスが崩れたとかの書き直しの為には使わない。
一文一文噛み締めながら丁寧に書き写す。ノートの紙質も良くてとても良い書き心地。書き写し終えたら小さな声で音読する。
ん、なんか気持ちいい?。
脳から何かが分泌されたようだ。
快感物質?ドーパミン?。
翌朝から、「書かねばならぬ」ではなく「書きたい」という一心で早起きするようになった。これまでの人生ほとんど夜型で生きてきた私が、この私が早起きしたくてしている。書きたい気持ちが朝の眠気に勝ったのだ。
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内容はもう言わずもがな、で。
もっと若い頃に読むと良かったのかなとも思う。でも、何歳で読んでもその時その時の感じ方があり、今この歳で読んでも決して遅すぎということはなさそう。
志を立てるのに、老いも若きもない。そして、志あるところ、老いも若きも道は必ずひらけるのである。
書き写しを始めて約1か月。
習慣になったと宣言してもいいかな。
私朝活してますって言ってもいいかな。
まだ4分の1、もうしばらく楽しめそう。