まーのつぶやき 普通って何?
会社の決まった人達と毎日お昼を食べてたわいもない話をしている。
今日は何かをきっかけに家庭のお金の事情の話になった。
皆、それぞれの家庭にお金のやりくりの方法がある。十人十色だ。
ある人は旦那さんのお小遣いを稼ぎの何%と決めて出している、と言い、ある人は小遣い制だと言った。
うちは現代っぽいと言えばいいのか完全にほぼ折半である。
旦那が家賃、私が家計費。旦那から家計費を貰うことはなく、お互い必要な分を支払い、使って貯金する。私は子供の教育費、旦那には老後の資金を貯めてね、と伝えている。
基本お互いの口座にいくらあるかなんとなくは分かるけど正直わからない。
「「うちの娘は専業主婦になりたーい」って言ってんだけどやっぱ今の時代無し?」と聞かれ、私は相手に何かあったり、万が一別れる時に私は自立していたい、と答えた。だから折半だし、あまり旦那だけを頼りに生きていきたくはない、と。
でも夫婦の共通の財布がないのって何か起こった時に怖くない?と言われた。
うーん、そうですかね〜、と答えたのだが咄嗟に回答が出なかった。
でも私は自分が子供を帝王切開で産んで高額医療費制度というものによってすごく助けられた。
最悪ある程度の貯金で幾らかはまかない、それ以外は公的機関が補ってくれるのではないか、と思っている。
少し話は逸れたがいまだに多くの家庭で旦那さんの収入が家計を担っているのだ、と思った。
令和になってもまだそんな男性に頼る事前提の家庭が多く存在する。
そしてそれにあまり疑問を持たずに家庭を一つの財布で賄っている。
私の中の普通と周りの人の普通があまりにも違くて驚いた。やはり自分の中の常識など常識ではないのだ。
社会人になって年々自分の常識などないも同然と感じる。それを良いと思える時もあれば、げ、と感じる時もある。
それが面白い所でもあり、悩む所でもある。
普通ってなんだろう。
不思議で面白くて悩ましい。