準委任(SES)の個別契約書を締結したいときの契約書テンプレート 【受注者保護のための契約書】 フリーランス自身がつくりました ご購入後に書き換え可能です
フリーランス自身が作った、企業からのお仕事依頼に使えるオリジナル契約書です。作者自身も今でも使用しています。
クライアントとのトラブルを未然に防止し、受注者を守るために必要な内容が盛り込まれています。
本契約書は、クライアントからSES業務を受注した場合に使えます。
(SESがどのような契約かについては、後掲しております)
2018年よりフリーランスエンジニアとして色々な企業様をお仕事をしてきました。
契約上いろんなことがあり、そのたびに少しずつ内容を見直してきました。
2024年には弁護士さんにリーガルチェックをしていただいております。
【受注者保護のための契約書】と書いていますが、発注者と受注者が双方トラブルなく気持ちよく仕事ができるように、長年かけて改定を続けているため、発注者の方も安心してご利用いただける内容です。ぜひご活用ください。
本個別契約書とセットで使える基本契約書のテンプレートもございます。
テンプレートの形式
Googleドキュメントのリンクをお渡しします(閲覧、編集にはGoogleアカウントが必要です)
A4サイズです
契約書本文が2ページございます
Macでのみ動作を確認しています
ダウンロードや印刷など、PC環境やGoogleドキュメントの機能に関するご質問はご容赦ください
お使いいただくまでの手順
① こちらの記事をご購入ください
② 「契約書テンプレートはこちらからコピーしてください」にあるURLをクリックします
③-1(Googleアカウントにログイン済みの場合)以下画面の「コピーを作成」をクリックします
③-2(Googleアカウントにログインしていない場合)以下画面にてGoogleアカウントを入力してログインします。アカウントをお持ちでない場合は「アカウントを作成」から無料で作成できます
④ ご自身のGoogleドライブの「マイドライブ」の中にコピーしたテンプレートが保存されます。タイトルは「コピー ~ 【テンプレート】個別_準委任(SES)_業務委託契約書」です。見つからない場合はタイトルで検索してみてください
⑤ ご自身で加筆や修正をしてお使いください。docxやPDFなど様々な形式でダウンロードすることも可能です
※第1条5項「契約金額」の部分は分かりやすいように仮の数字を入れています。契約内容に応じて適宜修正してください。
契約の種類について(請負契約、準委任契約、SES)
請負契約
仕事の完成が目的で、成果物を納品することが義務となる契約。成果物に対して責任を負い、成果が完成した時点で報酬を受け取ります。
例:システム開発のプロジェクトで、完成したプログラムを納品する契約
準委任契約
一定の業務を行うことが目的で、成果の完成を必ずしも必要としない契約。業務の遂行に対して責任を負い、その過程で報酬を受け取ります。
例:クライアントの指示に従い、システムの運用保守やサポートを行う契約
SES(システムエンジニアリングサービス)
準委任契約の一形態で、エンジニアの労働時間やスキルの提供を目的とした契約。
クライアントの現場で、指示に従いシステム開発や運用サポートを行いますが、成果物の完成は義務ではなく、エンジニアが一定期間業務を遂行することが求められます。
報酬は労働時間や稼働時間に基づいて支払われ、SES契約の特徴は、技術提供に対する責任を負う一方で、成果物に対する完成責任は負わない点です。
主な違いは、請負契約では「成果物の完成」が目的であり、準委任契約・SESでは「業務の遂行」が目的である点です。
この契約書は主に以下の内容が書かれています
業務内容と契約期間
発注者は受注者に特定の業務を委託し、受注者はこれを遂行します。業務内容や納入品、納入場所は両者の協議により決定します。契約期間は明示されており、業務の都合により短縮または延長が可能です。その場合は事前に協議します。
契約金額と精算条件
契約金額は基準となる月額料金を設定し、稼働時間に応じて超過精算および控除精算を行います。精算は1日あたり一定の単位で計算し、必要に応じて報酬額を調整します。
支払い条件
発注者は、委託料を毎月末締め・翌月末支払いの条件で、受注者の指定口座へ振り込みます。振込手数料は発注者が負担します。受注者の出張費などの諸費用は委託料に含まれ、別途請求はできませんが、事前承認を得た場合は例外として認められます。
契約の性質と優先適用
本契約は準委任契約であり、受注者は成果物の完成義務を負いません。原契約(基本契約のこと)と本契約に矛盾がある場合、本契約の内容が優先されます。契約内容の変更は、両者の書面による合意が必要です。
以上がこの契約書の概要になります。
このテンプレートを活用して、ご自身の業務やクライアントの希望に合わせた加筆や編集をしてください。
この契約書を利用される方へ
この契約書は法律や契約の専門家が作成したものではありません。この点をご了承の上ご利⽤いただき、すべて利⽤者の責任のもとでご利⽤ください。またこのことから、内容の解釈や加筆修正される際の表現⽅法などのご質問はご容赦ください。
この契約書を使⽤して発生したいかなる損害に対しても作者が責任を負うことはありません。
この契約書の使用によって第三者に損害が発生した場合にも、そのすべての責任は購入された方に負っていただきます。
オンラインコンテンツという性質のため、返品はできません。
著作権と利用の範囲について
著作権は作者に帰属します。
ご自身の業務内容に即して、契約書の文面を自由に加筆修正して使⽤していただけます。
加筆修正後も、その多少によらず、著作権は作者に帰属するものとします。
購入者本人または購入企業のみが使用できます。また使用は購入者(購入企業)自身の業務に限ります。
データまたは内容を印刷したものを契約の目的を超えて、有償無償を問わず、また全文か一部かを問わず、再配布、転載、譲渡、貸与、公開、販売することはできません。
法令によって禁止される目的や、公序良俗に反する目的、その他作者が不適切と判断した場合の利用をお断りします。
契約書テンプレートはこちらからコピーしてください
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?