令和6年度神戸大学経営学部第3年次編入学入学試験合格者開示&おまけのマクミク解法集
「令和6年度神戸大学経営学部第3年次編入学入学試験合格体験記」を読んでくれた皆さん、お久しぶりです、amonです。ようやく、期末レポートを提出し終えて、晴れて夏季休業に入りました!先の記事でもお話しましたが、6月下旬あたりに送られてきた神大経営の開示で第4位という合格証明をいただきましたので、今回はそれを踏まえて、神戸大経営編入試の分析とか、感想等を述べていこうと思っております。なお、開示は順位のみですので完全な主観による話だということを予め断っておきます。
話の展開はシンプルに合格判定に使われる提出書類、試験云々で広げていきます。できるだけ簡潔に書こうとは思っていますが、いかんせん無駄話等で長くなるやもしれないので、適宜、各自で端折って読んでいただけると幸いです。
出身大学の成績
提出が求められる成績は2年前期までの成績で、私が提出した成績のGPAは4.11/4.30です。高い数値ですが、合格者の中でも聞いた限りでは、かなり高い数値なので、合格するだけならGPAは関係ないでしょう(言切)。実際、1.0あたりとか、それすら下回る合格者などザラにいますから、GPAの値に関しちゃ、合否においては関係ないだろうというのが個人の見解です。あと、大学によって単位の取得難易度がぜんぜん違うので、それを考慮に入れて合否を出すのは酷という観点からもGPAはないようなものだと思います。私の前大学では、出席して、小テストの使い回しである期末をそれなりに取れば楽々に最高評価がもらえる、というような感じでした。こんなガバガバ評価の大学のGPAと比べられるというのもねぇ…考えにくい…
志望理由書
志望理由書に関しては、着手が8月下旬でとにかく遅かった(7月辺りまでに仕上がっているのが理想らしい)ので、大急ぎで用意して、かなり出来がひどかった覚えが強いです。その証拠に、恥ずかしくて提出後にすぐ処分して今は残ってません。ですので、ここから記憶が若干怪しく…
書き方としては、「これで決まり!志望理由書・面接対策」という参考書のテンプレにしたがって書いて、それをChatGPTに評価してもらうというスタイルを取りました。ただ、神戸大経営の志望理由書は他大と異なり、項目分けされているので、最初の部分と最期の部分だけテンプレを使ってあとは自分の好きなように書いてました(というかほぼ全部好きなように書いた)。他の合格者の話を聞いた限りでは、自分の作成法はかなりガバガバなので有益なアドバイスとはならなそうですが、強いて言うなら1つあります。それは話の筋が通っているかどうかということです。全体を読んで、部分的な話の矛盾や話筋の違和感等が見当たらなければそこまで問題とはならないでしょう。あとは、文字数が8,9割ほど埋まっていればよいのではないでしょうか(経営の志望書はべらぼうに長いので8割あればいいかも)。
TOEIC
私の点数は合格者全体で見れば低いみたいですが、気持ち的には850、専門への自信があれば800、は最低であれば問題ないと思います(もちろん、900取っておくに越したことはないけど)。TOEICのスコアは合否に関わらず大学生活後半に活きてくるので、出来る限りの点数を目指すのが吉でしょう。
専門科目
私の受験科目は経営学と経済学でしたので、2つ各々に。体感で話していこうと思います。
経営学:体感大問3つ全完。令和6年度の経営学は、例年通り、3問のうち2問が基礎的かつ過去にも出題されたテーマ、あと1問がマイナーテーマといった問題構成でした(例年通りと書いているが、過去に出題されたテーマが1問だったり、3問全部だったりしたような気も…とにかく、毎年、過去に出題されたテーマが大体出題されているのは確か。令和6年度で言えば、「リーダーシップ論」・「誘引貢献」が前者、「SECIモデル」後者に分類される)。経営学は過去に出題されたテーマが必ずと言っていいほどの確率で出題されるので、その過去に出題されたテーマ+(公務員テキスト等の)基礎的参考書に載っているテーマの大方を浚っておけば、合格点は優に取れると感じました。解答にあたってはテーマごとに重要なキーワードがあるのでそのキーワードを軸に解答文章を作成しました(要はそのテーマで知っていることを話筋に注意しながら目一杯書けばいい)。ちなみに、マイナーテーマまで解答できたのは前大学の経営学講義のレジュメに書いてあったことが大きいです(というか、神大の先生の著書も2冊ほど読んでいて、そこにも載っていたような…探せば種本はありそう)。ここで1つ余談ですが、私自身、TOEICに不安があって専門で稼ごうと思っていたので経営学に関しては効率よく全完しようと思って、神戸大経営のホームページで教授陣の論文テーマから出るんじゃね?という感じに山を掛けていたのですが、掠りもしませんでしたね。ですので、経営学で全完しようという人はゼミナール経営学といった分厚い本に手を出すか、神大経営の教授陣の著書を広く漁るのがいいと思います。
経済学:体感9割(用語の一部を除いて完答、多分)。令和6年度の経済学は応用的な記述問題がなく、芦屋ミクロを読み込んでなくても高得点を狙えるのではという印象でした(というか用語と計算だけでイけた説濃厚)。それと、個人的な話、この年の計算はスーパー過去問ゼミに載ってるような(つまりは公務員試験)問題っぽいなという感覚を覚えました。まぁ、年度が異なっても点の取れる問題は傾向的に似通っていますので、計算問題はスーパー過去問をやってみるのが良いのではと思いました(200円で買えるしね、旧版で十分)。あと、神大の過去問に加えて阪大のとかも結構いいかも(ただ、神大”経済”は全くの別物だということは注意、あっちはマクロ寄)。
以上!
何も校正してないので、前記事みたくちょくちょく修正はしますが、とりあえず、こちらから参考になりそうなことを個人的に一通り伝えさせていただきました。何か他に、ないし記事の内容等で気になることがあれば気兼ねなくご質問ください(絶対は返ってこないということは留意)。あと、これから趣味等の変な記事がいっぱい出てくるかもしれないですが、編入記事はもう書かないので編入情報目的でのフォローはくれぐれも注意してくださいね…
マクロミクロ解法公式集(おまけ)
試験日もあと僅かということで、ここでおまけのマクロミクロ解法公式集を載せておきます。大学講義資料の裏紙を使っていたので資料箇所、あと理由のわからんメモ書きの箇所はモザイク処理してあります。経済成長を別紙で書いていたのですが売った参考書に挟まっていたかも…なので経済成長範囲はなしです。阪大あたりまでの問題解法を書き込んでいますが、いささか書き回しが独特で簡単な問題も小難しく書いてたりして、読むのに苦労するかもしれません。今までの勉強の確認に用いてもらって、読み取れなければ時間の無駄なのでさっと切り捨てていただくと幸いです。