【R4第9回「開拓者の時間」】失敗のススメ
福島県立安積高等学校では、令和4年度入学生より、履修する総単位数を1時間減じて、週に1時間の頻度で「開拓者の時間」という特色ある時間を時間割に設定してます。
令和4年6月23日に、教務主任によって行われたワークショップは、成長型マインドセット育成を目的とした「失敗のススメ〜失敗を味方にできるふるまい方」でした。
Google社で実際に使用していると言われるFail Bellの話を皮切りに、第6回のアイスバーグ理論やオープンウインドウ64などと関わらせ、志村けんさんの「天才なんてどこにもいない。ある意味じゃ努力できる人間が天才なんだ。でも最近は、その前にやめちゃう人があまりに多いんだよ。」という言葉などを紹介しながら、失敗することの意義と、粘り強く続けることの大切さについてディスカッションを介しながら学びました。
また、アイスバーグ理論のふるまいの部分では、他人と比べないことの重要性が説かれました。他人と比べないとモチベーションが維持できない場合は、もう一人の自分自分と競うという提案がありました。スタート時には能力も運もすべて同じはずの自分。もし、高校入試のあの時に本校に合格していなかったら、今頃、安積高に合格した人たちを大学入試までに見返してやる!って強い気持ちで頑張っていませんか? 失敗から多くを学び、その時々の自分の選択により派生するもう一人の自分と常に競争しながら、前途洋々たる未来に向けて頑張ってほしいです。