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〈山陽・北陸乗車記2022年冬with青春18きっぷ+α(その35)〉

「金沢21世紀美術館」

みなさん、どうもご覧いただきありがとうございます。前回、金沢駅東口バス停から激混みの城下まち金沢周遊バスに乗って、命からがら広坂・21世紀美術館バス停に到着したのですが、今回は金沢21世紀美術館を少し訪れてみようと思います。なお、企画展には行っていないので常設の施設のみの紹介となります。
今回もぜひ、最後までご覧くださいませ。

金沢21世紀美術館(外観)
入館料は基本無料

ここ金沢21世紀美術館は、金沢の伝統芸術に世界各地から集めた現代芸術の刺激を与え、金沢の芸術の発展に寄与する施設として2004年に開業した美術館です。2000年代前半は行政のムダを省く風潮が世間的に流れていた頃であり、この21世紀美術館も建設の計画が出た頃は地域住民からの懐疑的な声や、建設反対の声もあったのだとか。とはいえ、金沢の伝統芸術に対して良い刺激を与える施設になるなどの説明を行なっていくうちに、次第とそのような反対意見は沈静化していったのだそう。
開業までになんやかんやあったものの、21世紀美術館は無事に開業し、一躍人気観光地になりました。いまではその名を知らぬ者もいないほどの、金沢の観光地の一つではありますが、建設・開業までにとても苦労を要したことを知るものはあまりいないでしょう。

ところどころに現代アートが飾られている
外には数々の
アート作品が展示されている

さて、ここ金沢21世紀美術館ですが、美術館ではありながらも常設展というものはございません。その代わりと言ってはなんですが、屋外で展示されている芸術品が常設展の代わりとなっています。それゆえに入場料は無料でありますが、特別展は別途料金が掛かりますのでご注意を。
とはいえ、特別展を見らずとも、屋外展示と後述のプールを見に行く価値は十二分にありますので、どうぞ金沢の観光地のひとつとして訪れてみるのはいかがでしょうか。

一見ただのプールにみえるが…
下からも上を覗き込める
アートとなっている

21世紀美術館といえば、みなさんが思い浮かべるのはおそらくこのプールなのではないでしょうか?
知ってらっしゃる方も多いかと思われますが、この21世紀美術館のプール、というよりも芸術作品は服を着たまま中に入ることができます。何を言っているんだ?とお思いかもしれませんが、本当です。
というのも、プールとはいえ水中にあたる部分は空洞となっており、その空洞に入り上から覗き込める構造になっています。
私も覗き込みたいなと以前から思っており、苦労してやっとの思いでここまで来れたのですが、中に入るには予約が必要らしく、当日分の予約はもういっぱいいっぱいとのこと、残念。
中に入らずに、外から眺めることとしました。
ここはまたリベンジしにきます。

え、これエレベーターなんですか?

この21世紀美術館、外に展示されているアート作品たちも、前述のプール(アート作品)もかなりの見どころなのですが、個人的に驚いたのが美術館内にあるエレベーター。
え、これエレベーターなの?と言わんばかりの出立ちをしたエレベーターがあり、これもアート作品なのかなと錯覚してしまいます。
上から突き上げるタイプのエレベーター、初めて見ました。
美術館に来て一番興奮したのがエレベーター、どーゆーことやねん。

常設展示がほぼ外にのみある美術館は
珍しいのではないかな
来館者がつくった雪だるまも
アートに見えるおしゃれ美術館

そんな素敵なえれべ、もとい作品たちがところどころ揃う金沢21世紀美術館、金沢観光の際はぜひ隣接する日本三大庭園の兼六園とともに訪れてみてはいかがでしょうか。
今回の投稿はここまでです。
次回は茨城の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三大庭園と名高い兼六園に訪れてまいります。どうぞ、次回もご覧くださいませ。

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