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〈山陽・北陸乗車記2022年冬with青春18きっぷ+α(その11)〉

「福山駅→中庄駅:
   山陽本線 普通列車(213系)」

前回の続きです。どうぞご覧くださいませ。

213系(福山駅にて)
転換クロスシートの車内
213系の行き先表示器

前回、岩国から三列車続けて227系に
乗り続け、福山駅にて下車したところから
今回は始まります。
今回も東へ向けて乗車しますが、
今回乗る県境越えの備前片上行き普通列車、
あれどこかで見たような…
勘が良い方はどこかデジャブを
感じているはずですが、こちらの車両、
今回の旅投稿「その2」にて乗車した
415系1500番台の兄弟車となります。
関門トンネル越えした際に乗った
あの列車です。
というのも、こちら213系と申しますが、
213系も415系1500番台もどちらも
211系という国鉄の近郊型車両が
ベースとなっています。また、この他に
211系がベースとなっている車両は東北の
方でも走っていたりします。この213系、
車体は415系1500番台と
ほぼ同じですが、ドア数が異なっており、
また車内は転換クロスシートとなっています。
(ただ、213系の帯色が常磐線と九州地区の
415系1500番台を足して割ったような色合いなのは偶然の一致なのでしょうか…?)
そのため、こちらのほうが快適性に
優れています。というのも…話が長くなりそうなので、また後で話すことにしておきます。
とにかく、乗り込むことにします。

乗り込む寸前
213系車内から見た福山駅
213系の車内(転換クロスシート)

車内に乗り込み、座席を見るとずらっと並んだ
転換クロスシート、とはいえ、
すべて一人づつ座って満席。
しばらくは立つことにしました。
列車は乗り込んでから数分して福山駅を発車、
当列車は普通列車とはいえ、今まで乗ってきた列車よりも速い速度で一路、『大都会岡山』に
向かいます。

東福山駅にて

当列車が東福山駅を出た頃に座席に
空きができ、私も座ることにしました。
座ることができれば快適な列車旅になります。

笠岡駅にて

列車は東福山駅を出発し、笠岡、金光、
新倉敷、倉敷と停車していきます…
ん、倉敷?
そうです、いつのまにか岡山県に
入国していたのです。
ばいばい広島県、また数日後に戻ってきます。

長閑な風景が広がる山陽本線の
岡山県区間

山陽本線の岡山県区間は、広島県区間の
海沿いの車窓とは異なって、内陸部の長閑な
田園風景があたり一面に広がります。
そのため、人によっては退屈に思う方も
いらっしゃると思いますが、この区間は
様々な車種、列車種別が入り乱れる
地域ですので個人的には好きな区間です。
とはいえ、近い将来に山陽本線の
岡山県区間にも岡山支社仕様の227系が
導入されることが決定しているため、そのような楽しみ方ができるのも今のうちだと思います。
(227系も好きなので、今後もこの区間の乗車を退屈に思うことはないと個人的には思います。)
さて、先ほど序盤で言いかけたことですが、
この213系、元々は岡山と、四国は高松を結ぶ快速マリンライナー号用に製造された車両であり、後継の223系・5000系が登場するまでは瀬戸大橋線にて一線級の活躍をしていました。
そのため、3ドアロングシートの415系1500番台とは異なり、2ドアかつ転換クロスシートと豪華な作りとなっています。
現在では瀬戸大橋線での快速マリンライナー号としての運用はないですが、東は赤穂線から、
西は山陽本線、北は伯備線、南は宇野線と幅広い地域で運用されています。
ただ、国鉄の211系がベースとなっていても
製造時期がJR発足の時期と重なるため、一部ファンからは国鉄型ではないとの見識もあります。
(415系1500番台は国鉄時代の製造です)

213系(中庄駅にて/※当列車とは別列車)

と、そのようなことを言っているうちに、
中庄駅に到着、当列車は赤穂線直通の列車ですので乗り換えが必要ですが、岡山駅で乗り換えると混雑に巻き込まれると思ったため、ここ中庄駅にて下車した次第です。
さて、ここから先は岡山県ですが、
今回の投稿はここまでです。
次回は『大都会岡山』をすっと飛び越えて
一気に兵庫県に突入します。
と言いたいですが、その前に三原で購入した
三原グルメでも紹介します。

最後まで見ていただきありがとうございます。
次回もご視聴、よろしくお願いします。

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