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鋸山でハイキング〜日本寺とスズメバチ〜
アトラス彗星に憧れて
地球に来るのは8万年ぶりという紫金山・アトラス彗星。
一度は崩壊が噂されましたが!
無事、その美しい姿のまま我々人類がその姿を目撃する機会に恵まれました。
10月、私は光害のため夜も一等星〜二等星くらいしか見えない街に暮らしています。
「条件が合えば彗星を見に行きたい」
そんな願望と、「自然の中でのんびりしたい」の気持ちが掛け合わされた結果、私は鋸山のマップをYAMAPでダウンロードし空想に耽るようになったのです。
いざ!鋸山へ!!
お天気予報に一喜一憂しながら仕事のスケジュールと相談し、連休明けの10月17日を決行日といたしましたが。
浜金谷の天気予報は…、曇り!
彗星は諦めモードでしたが、もしダメでも日本寺散策が楽しめれば損はありません。
それに、鋸山は整備された山なので、YAMAP(登山用地図アプリ)の動作確認にももってこい!です。
実は登山をこれから始めようと考えており、色々準備しているのです。
実際アプリの使い方とともに、歩くペースや身体の使い方など。学びの多い旅になりました。
浜金谷駅周辺
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鋸山ロープウェイにアクセスしやすい最寄り駅、浜金谷駅。この周辺は昔ながらの港の雰囲気と石海岸風のおしゃれな建物がちょうどよく混在しています。
釣り人にもハイカーにも魅力的な場所なのですね。
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人気ジャンプ漫画のおかげで有名になっている(?)諏訪神社です。前の職場にいたときによくお参りしていたのでちょっと親しみが湧きます。
諏訪神社は海上守護の神社としても有名なので、こちらの社も海で働く人たちの信仰を集めているのかもしれません。
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こちらはロープウェイ駅前にある金谷神社です。
祭神は豊受姫神、金山彦神、日本武尊です。
写真には収められませんでしたが、海から上がった大きな鏡が鎮座している神社になっています。
なんでもこの大鏡(と言いつつ鏡ではないらしい)を引き上げるときに金谷神社に祈ったお話がなかなか興味深い。
お祭りが行われるなど地域の人たちに愛された神社です。
後ろにも鳥居があるのですが…。すでに人が歩ける状態ではなさそう?
旧社があった場所なのか、あるいは別の社が山の奥に鎮座しているのか…。
とても気になりますねえ。
始めてのロープウェイ
神社でのお参りも済ませ、いざ!鋸山へ!!
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ロープウェイでらっくらく♪
しかし最近こんな高い場所に行くことがないため、ちょっと足がすくむ…。
今回のおでかけは「高さに慣れる」という目的もあります。
子供の頃は高いところ大好きだったのですけどねえ。
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この日は曇りの予報でしたがロープウェイ駅に着くと晴れ間が。
とても美しい海…。
鋸山は鳶の棲家になっているのか、たくさんの鳶が飛び回っています。
狩りの様子も観察することができました。かっこいい!(撮影はし損ねた)
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鋸山から見る富津市の街並み。まるで海に祝福されているような雰囲気です。海と共に生き、海を愛し、愛される人々が住んでいる場所なんでしょうね。
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ゴツゴツした坂道を抜けて、西口管理所からまずは神社があるらしい十州覧台へ向かいます。木陰が気持ちの良い階段ですがあまり通る方はいらっしゃらない様子。
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ここに来るまでにYAMAPのルートがどうなっているか確認してみましょう。
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ガッタガタですな。GoogleマップでもGPSが調子悪くなる時あるので、私のスマホの問題かも?それともこんなもんなのでしょうか。
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日本寺の大仏様
西口管理所へ戻り、階段を降りていきます。まっすぐ行くと山頂展望台に行くことができるようです。日本寺は階段がきついのでお散歩で行かれる方はお気をつけください。
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少しずつ歴史を感じるようになります。
しかし本当に足が辛い。日頃、筋トレなどして意識していましたが全然運動不足だったっぽいです。
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この時は足もガクガクで階段を登るのが怖かった;
お不動さんを見ると気持ちが引き締まります。
安全第一で頑張っていきましょう!
ちょっと自信がない方はこちらで不動明王に誓願を立てるといいかもですねえ。(きちんと休みながら歩くなど)帰るまでがハイキングです!
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疲れ果てていますが景色が美しく気持ちは元気になっていきます。
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駐車場側からすぐ小林一茶の句が彫られた碑があります。
帰宅した今、個人的には「阿羅漢の 鉢の中より スズメバチ」な気分です。詳しくは後ほど。
あんなに鳶が飛んでいますが雲雀もやってくるんですね。
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風情のある参道を歩いていくと…
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とってもイケメンな大仏様です!
映画俳優並みのイケメン具合じゃありませんか!?思わず見惚れてしまいます〜!!
日本最大の磨崖仏で鎌倉や奈良の大仏より大きいそうです。
こちらの動画を参照してください。
というか私のnoteよりこちらの動画の方が親切です。私も動画を視聴して鋸山探索を決意しました。
気を取り直して続けていきましょう。
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たくさんのお地蔵様が供えられています。
可愛いです。
お参りも済ませ、御朱印もいただいたということで!続いては山頂エリアへ向かいます。
あまりにのどかな地獄の谷
大仏様から山頂はまたすごい階段を登っていきます。
慣れたハイカーがスタスタと歩いているのを見て少し焦りましたが、ここで「そうだ駅の階段登るのと同じペースで歩いているから疲れるんだ」と気がついてペースを半分に落としました。
今まで少し上がっただけで息が苦しくなっていましたが、ペースを下げたことによってだいぶ楽に息ができるようになり、ペースを崩さずに登れるようになって、自分の本来の登るペースを理解できたように思います。
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ここで観光案内にあったような仏像群に遭遇。とても神秘的です。
通路は狭いためちょっと他の方とすれ違うのが怖いです…。
そんなこんなで山頂展望台へ到着。なんか地獄覗きって2箇所あるんですか?
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この切り出た谷に行くための場所が割と急です。
私は手を使わないと登れませんでした…。
降りる時も恐々と、地獄覗き自体はあんまり怖くなかったかな?
本当にここが地獄谷なのかと思って、YAMAP見たら「この先地獄谷」になっていてもっとすごいところがあるのかと思いましたが、そんなことはなかった。謎です。
景色の美しさは抜群です!割と山を登っているうちに高い場所に慣れてきていたのかもしれません。
ちなみに鋸山の頂上はここではないそうです。
そこは展望は大したことないらしいですが、次はチャレンジしてみたいですね!
ところで道すがら、大量のペットボトルが捨てられている場所がありました。ポイ捨て、やめましょうね。
神秘的でファンタスティックな羅漢エリア
地獄覗きからまた階段を下がっていきます。
ここでふと気になる羅漢様が…。
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若い僧侶のような姿をした阿羅漢、なんとなく惹かれるものがあります。
お行儀よくみんなお説教を聞いているのに、一人何かに気がついて心ここに在らずといった風に見えまして、なんだか「孤独」を感じたのですよね。
たくさんの阿羅漢がいらっしゃるので、こうして何となく「心が惹かれる」仏像を探すのも楽しいかもしれません。
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この羅漢様、右目がなんだか赤くなってますねえ。
たまにこうして赤く染みがついていて隻眼のように見える方がいらっしゃるのです。不思議です。どういった意味があるのでしょう?
それとも自然とこのような染みができたのでしょうか。
ところで後ろの阿羅漢様とすごい目が合いますね。
よそ見しててすいません…。とこちらが謝りたくなってしまう;
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羅漢エリアでは岩のアーチがすごく多いです。私は頭を一回ぶつけました。
気をつけましょう。
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このアーチをくぐった先に新しく仏像群が見えてくるというのがなんとも神秘的。ファンタジー世界を冒険している気分にもなるし、自然と敬虔な気持ちになれたりもします。
いくつか仏像の画像を載せておきます。
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苔むした感じと植物と自然と調和している雰囲気がたまりません。
仏教と自然の関係を視覚的に捉えることができます。
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先ほどの阿羅漢の他に、こちらの「あせかき不動尊」も何かとても心に響くものがあった仏像の一体です。
不動尊の横に「その罪の 重きを恨み たつきつせの 不動の力 たのむうれしさ」と立て札に書かれています。
前回の笠森観音の際も思いましたが。心を不動にすること。つまり常に冷静に、理性的に、判断をすることを心がけることはとても難しいです。
欲望を持っているから、というのもありますが。不安や恐怖、不意をつかれた時の驚きなどによって、人は怪我をしたり間違いを犯したりします。
そういったことがないように、不動明王の加護を祈るとともに、心が落ち着かないときにはそのお姿を思い出して、常に冷静に物事に当たっていきたいですね。
まあ私は慌てん坊なので全然ダメダメなのですが;
これから登山を始めるのであれば忘れてはならない心がけです!
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ふとしたところに阿羅漢がいらっしゃいます。
足元に気をつけながら進むと舗装されていないエリアに入ってきました。
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自然の雄大さと仏像群の荘厳さを感じられます。
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この仏像群は仏教という宗教の関わり合いを視覚的に表現しているかのようです。我々は如来や菩薩などの有難い説教を聞きながら、いつか解脱し涅槃に向かうよう修行しているのです。
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不動明王は大日如来の化身です。
なんとなく憧れてしまう存在です。不思議ですね。
仏像の中には随分と女性的な姿をしていらっしゃる阿羅漢も鎮座しています。そばで観覧していた観光客の方もそうおっしゃられていました。
仏教において、女性はそのままでは解脱できないと言われているそうですが……。実際はどうなのでしょうねえ。
まあでもまだまだ人生に楽しみが残っているので、まだ解脱したいという気持ちはないのですが;
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すごく仲が良さそうに見える阿羅漢の集まりも見受けられます。
友達同士でしょうか?こんなふうに仲間に恵まれ、楽しく修行に明け暮れたら良いでしょうねえ。
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前日の雨のせいか、ところどころ水が滴っています。
こちらの積み石のエリアも気持ちのいい水の音が響いていました。
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そのまま道すがらに歩いてもよし、奥の院に立ち寄ってもよし。
ただ平日だからかもしれませんが、あまり人通りがなく。あちこちでスズメバチが飛び回っていました。
刺激しなければ何もしないので、ぼんやり飛び去っていくのを眺めながら進みます。
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奥の院にはちょっと他の場所では見ないタイプの仏像が鎮座していたりもします。せっかくなら足を運びたいものです。
しかし…
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この階段を上がった先で2匹のスズメバチが休んでいたらしく、お互いびっくりして向こうもこっちに飛んできてしまいました!わあ大変!!
とりあえず距離を置こうと階段を降りましたがまだ向かってくる!怖い!!おまけにここは道がすごく狭いのです。間違えて行き止まりの方に来てしまって焦りましたが、スズメバチの方が逃げていってくれました。
うーーーむ。スズメバチには慣れてるつもりでしたが。こういう時はやっぱり慌ててしまいます。気をつけていきたいですね。
そしてうっかり刺された時のために応急処置など確認しておく必要があるでしょう。
山道は狭く、段差が多いので、スズメバチの方を確認しながら後退りがとても難しいです。クマも出没していますし、自然の中にいる生物たちとどう折り合いをつけるかも、今後の課題ですねえ。
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我々は自然から発生したというのに、自然は我々から随分と遠ざかったように思います。
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大抵の仏像は頭がとれててもそのままですが、たまに補正されたものがあります。この方は随分と個性的。
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とうとう元祖異世界転生主人公こと維摩居士が現れます。
修行をしているというより開かれた場所で物書きをしている学者のような雰囲気ですね。さて、この方の姿が見えたということで、維摩経と関わりが深い彼の方の姿をとうとう拝見することができます。
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聖徳太子です。日本と仏教の関わりを説明するのに欠かせない人物ですね。
その視線は富津市の街並みと海の方角に向けられています。
この仏像群は、ほとんど海の方を向いているように思えましたが、きっとその麓に住まう人々のことも見守っているのだろうと思います。
ロープウェイ駅でちょっと休憩
かなりゆっくりのペースなので14時ごろになってしまいましたが;
遅めのランチをとります。
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私はこういうところに行く時、何日も前から「何を食べようかな」と考えてしまうタイプ…。
気になっていた「かじめラーメン」と「さんが焼き」を食します。
かじめはこの辺で獲れる海藻です。トロッとしていて海の香りがします。ラーメン自体は普通の醤油ラーメンです。
そして個人的に一番楽しみだったのがこの「さんが焼き」!
房総の「山ご飯」といっても過言ではないのでは!?どうでしょう。
実際すごく食べ応えがあっておいしかった!
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さらに名物「地獄アイス」もいただく。ちょっと硬めのジェラード。ほてったからだとラーメンで熱くなった舌が癒されます。
地獄ではなく天国では?実際食堂の窓から見た景色もまるで極楽に続いているかのようです〜!
魅力あふれる鋸山
少し休んで体力が回復したので、最後に百尺観音を拝みに行きます。
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石切採掘場近くはこのような感じで日本寺とはまた違ったファンタスティックな風景が広がっているようです。
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百尺観音様です。おっきい!
この間『太陽信仰と弥勒菩薩』でバーミヤン大仏の映像を見たのですが、日本寺の仏像群を見ても思い出さなかったのに。この百尺観音を拝見した時はなぜかイメージがかぶるような気がしました。不思議ですね。
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一輪だけ珍しいお花が咲いていました。
とても可愛い。
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先ほど見下ろしていた風景がここだったのですねえ。
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この先にさらに素敵な場所があるようですが…。
時間切れのためこのまま下山します。
今度は登山道を使って頂上まで上がっていきたいです。
さよならアトラス彗星
帰りのロープウェイはもう足がすくむことなく楽しく乗ることができました。
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ちょっと驚いたのが川の様子。何気なく登頂前に川の写真を撮っておいたのですが。
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帰りの時には右側の画像のように。川のかさが変化していてびっくりしました。この日は満月だったのですが、潮の満ち引きの影響なんですかね?
本当ならアトラス彗星を見るため、日が暮れるまで遅くまでやってるカフェなどで時間を潰して待つつもりでした。
観察に良さそうなスポットも事前にチェックしていましたが。どんどん分厚い雲に覆われていったため、彗星は断念、電車の本数も少ないためこのまま帰宅することとしましたが…。
うとうとと電車の車内で船を漕いでいて、窓を外を見ますと…。
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あ、アトラス彗星!?
でも日の入りには早すぎるし!?!?飛行機雲にしてはなんかちょっと不思議な感じだけれど!?どうでしょう????
私は観音様のご加護で彗星が見れたことにしておいてます。
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……SNSで同じ時間帯の別の場所から撮った写真を見つけて、それが明らかに飛行機雲だったとしてもです。
アトラス彗星、次は8万年後ですか…。その頃の地球はどのような姿になっていることでしょう。
日本寺の阿羅漢たちは役目を終え、自然に還っているかもしれませんし、保護されて別の場所に移されているかもしれません。
ガラス張りにされちゃったりしてるかも?日本寺の大仏様は如何でしょう。百尺観音様は相変わらずでいらっしゃるでしょうか?
仏教は宇宙につながる宗教とも言われています。
宇宙と、鋸山と、仏様。全ての事象が関わり合い、影響しあって、今この瞬間に存在しているのですね。