【ロト研】めっちゃ可愛い【かがやくジラーチ】について
どもども、ロトムカード研究所のえんじです!
特に毎日続けようというわけではないのですが、モチベーションや記事にしたい内容が多いため毎日投稿みたいになってます。脳みその枯渇か忙しくなったらやめますが、できる限り高頻度で更新していきたいとは思っています。
無駄話はこの辺にしておいて、今回も9月2日に発売する白熱のアルカナからカードをピックアップして考察していきますよ!
はじめに
今回考察するのは、【かがやくジラーチ】です。
今回のパックは強化拡張パックということなので、こういったかがやく系統のポケモンが収録されているんですね。【かがやくジラーチ】はその中でも一番最初に発表されたカードです。(アマージョも出ているので、1種類かな?)
イラストが可愛く、能力も派手な作りになっているためこのカードを使用したいと考えているプレイヤーは多いのではないでしょうか?
僕自身もこのカードの能力にはとても惹かれており、動画メンバーのにしざわ君の一番好きなポケモンでもあるので、じっくりと掘り下げていきますよ。
カードについて
まずは特性『ねがいをたくす』についてです。
このカードが相手の技で気絶した時、山札から好きなカードを3枚サーチすることができます。バトル場で気絶しなければならないため【ボスの指令】や【クロススイッチャー】などで無視されてしまうと発動しませんが、この無視されるということは後にアドバンテージに変わっていきます。
なぜアドバンテージになるのか、詳しい説明は後ほどします。
次に技です。
【かがやくジラーチ】は『ほしのわざわい』という技を持っています。
エネルギーの色は問わず2枚で使えて、コインを二回投げて両方表だと相手のポケモンを問答無用で気絶させます。
単純計算でこの技が決まる確率は25%ほどですが、もし起動すればそれだけで勝利にぐっと近づきます。
どちらも運や相手依存の能力になっていますが、その分発動できた際はゲームを有利に進めることができるようになってますね。
主な使い方やゲーム、プレイヤーにあたえる影響力
このカードが盤面や相手プレイヤーに与える影響は大きく分けて4つあります。
1特性でカードをサーチ
これは正当な使い方ですね。
技で気絶してカードをサーチするため、加えたカードを【マリィ】や【ジャッジマン】、【ツツジ】などでは流されず、逆に流された後の復帰としても使えます。
2【ボスの指令】を誘発させる
特性『ねがいをたくす』は好きなカードを3枚もサーチできるため、次のターンのやりたい動きに必要な要求値をグッと下げてくれます。相手からすれば、なるべく倒したくないポケモンです。
そんな時、たいていは【ボスの指令】を使用してベンチの他のポケモンを倒しにきます。サポート権限を【ボスの指令】に使ってくれるということですね。(小泉構文的文章)
これは相手がドローサポートを使用できないことにつながっていきます。序盤に【ボスの指令】を打つことは、相手視点からすれば相当辛いです。
ハンドアドバンテージの代わりにタイムアドバンテージ(試合テンポ)を得ることができるというわけですね。
3【頂への雪道】を強要
このカードを回避するために【頂への雪道】を使ってくれれば、終盤に雪道ツツジをされなくなります。そんなポンポン雪道貼らねーよ、という意見もあると思いますが、そうすると特性の『ねがいをたくす』が起動します。十分強いです。
4相手目線での負け筋ができる(ワンチャンを作る)
このカードに一枚エネルギーを貼っておくだけで、25%といえども逆転の可能性を作ることができます(つまり勝利できる可能性を0から25まで上げることができます)。これは相手からすれば負け筋となっており、ケアをしなければならなくなります。
相性の良いカード
【かがやくジラーチ】と相性の良いカードをいくつかピックアップしていきます。エネルギーを問わないため汎用性が高いですが、特に相性の良さげなカードをピックアップしていきます。
1ダブルターボエネルギー/ツインエネルギー
言わずと知れた、無色二つ分になる特殊エネルギーです。特性『ねがいをたくす』でこのカードと【レスキューキャリー】、【シマボシ(または手帳)】をサーチすることで【かがやくジラーチ】を無限回使用できる可能性が生まれます。(コイン投げ放題です。とある魔術の禁書目録です)
このカードは特性『げんえいへんげ』を持った【ゾロアーク】や【アルセウス】他、最近WCSで活躍した【そらとぶピカチュウVMAX】と併用することができるのも強みです。
また、環境で多用されている【ミルタンク】や【ポットデス】率いるマッドパーティデッキ、技『どっすんぐーすか』を持つ【カビゴン】なども共有してエネルギーを使っていけるため、デッキの幅は割と広いかと思います。
無限ジラーチのデッキレシピは最後に載せておきますので、よければ参考にしてみてくださいね。
2ルミナスメイズの森
技を使った時にコインを投げ直せるカードです。
これ単体では仕事をしないためデッキを作ることが難しいですが、上記した『そらをとぶピカチュウV』と並行して使うことが可能です。
余談ですが、このカードや【ツインエネルギー】は技『アレルギーストーム』を持っている【ラフレシア】とも噛み合わせることができます。
3モココやメタルソーサー、ミラージュゲートやキバナなど
エネルギーの色を問わないため、どんな加速でも『ほしのわざわい』につなぐことができます。特に【ミラージュゲート】や【メタルソーサー】は【かがやくジラーチ】でサーチすることが可能ですぐに起動できるカードなので、次のターンに強い動きを確約することができます。
【ミラージュゲート】を使用する都合上ロストギミックになりますが、特性『ロストプロバイド』を持つ【ウッウ】がエネルギーなしで技を打つことができるため、このカードを手張りで育てていくことができるという点で相性がいいです。
4ミルタンク
【ダブルターボエネルギー】や【ツインエネルギー】を共有できるだけではなく、【ボスの指令】を撃たれずらいアタッカーとしても使用できます。
環境にVSTARが多く、このカードを突破することが困難なため、【かがやくジラーチ】を避けてこのカードを倒しにいく。という動きをしずらいんですよね。
5葉隠れポンチョ
「なんで?このカードV STARAでもVMAXでもないよ?」
ぱっと見そう思えるのですが、このカードは【かがやくジラーチ】を無視する際に使われるであろう【ボスの指令】を避けることができるカードです。
ベンチのVSTARポケモンにこのカードをつけておくことで、相手はバトル場の【かがやくジラーチ】との戦闘を余儀なくされます。
ベンチのVSTARポケモンを守りつつ好きなカードを3枚加えることができれば、その後の動きも安定するでしょう。
能力がうまく活かせなくなってしまうカードたち
能力は優秀なジラーチですが、相手と運に依存しているカードなため、苦手なカードも多く存在しています。
この項目では、中でも環境で散見されるカードたちを紹介していきます。(マイナーなカードは言い出したらキリがないですからね)
1頂への雪道
特性が止まり、願いを託すことができなくなります。ただ、逆に言えばこのカードを倒す際には貼られることがほとんどであるため、デッキに数枚しか入っていない【頂への雪道】を使わせることができるのは強みかもしれません。
2ガラルマタドガス『かがくへんかガス』
マジで終わります。
特性は止まるし、毒での気絶を余儀なくされるため好きなカードも持ってくることができません。出てきたら諦めて他のカードで対処してください。
3ボスの指令
上記した通り、【かがやくジラーチ】を無視するカードです。
上記した通り、刺さっているようで実はそんなに刺さらないカードですが【かがやくジラーチ】自体は無視されるので一応。
あらかじめエネルギーをつけて『ほしのわざわい』を打てるようにしておくことで圧力を与え、無視できない状況を作っておくという動きもできます。
4あなぬけのひも
こちらも【かがやくジラーチ】をかわすカードの一枚です。こちらは【ボスの指令】とは違ってグッズのため、上記したタイムアドバンテージを取ることができません。
さらにベンチに吹っ飛ばされた後に【かがやくゲッコウガ】の『ゲッコウシュリケン』や【れんげきウーラオスVMAX】の『キョダイレンゲキ』などを打たれるとサーチすることもできません。特性『なみのヴェール』の【マナフィ】などをおいて対処しましょう。
(WCSのれんげきウーラオス本当にかっこよかったですよね)
5ロストシティ
【かがやくジラーチ】自体に影響はありませんが、【レスキューキャリー】などを多用してジラーチを軸に戦うデッキを組んだ場合、ロストゾーンに飛んで勝ち筋を失うことになります。
終わりに
遂に人気ポケモンジラーチがかがやくになりました!
ここまで長々と使い方や及ぼす影響などを話はしたものの、正直なところ【かがやくゲッコウガ】や【かがやくサーナイト】や【かがやくリザードン】と比較すると一歩引けを取っている感は否めません。
しかし上記二つのかがやくポケモンとはまた違った唯一無二の能力を持っているので、一枚は持っておきたいカードですね。
これはかがやくポケモンほとんどに言えるのですが、「そのカードでできることは他でもできる」といったことが少ないです。【かがやくリザードン】の『ばくえんきゃく』は【こだわりベルト】込みでVSTARポケモンをワンパンできますし、【かがやくサーナイト】は耐久力を、【かがやくゲッコウガ】はデッキの安定感を上げてくれます。
かがやくポケモンを採用する際は、ただ強いからではなくどういった使い方ができるからという観点で採用すると有用な使い方ができますね。
では今回の考察はこの辺で終わりたいと思います!
最後に今回記事にした【かがやくジラーチ】を使用したデッキのレシピを紹介します。微調整するところや環境によって変える必要があると思いますが、ジラーチが好きで使ってみたい人は作ってみてください!
今後も新しく登場するカードをいくつか考察して記事にしていきます。拙い文章でありますが読んでいただければ幸いです。
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また、YouTubeでもデッキ紹介動画を投稿していますので、よろしければそちらにも目を通してみてください!
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