考えるFP(教育資金)
皆さんこんにちわ。合格サポーターの佐々英流(ササエル)です。FP試験合格支援として、考えるFPを始めました。核心となる知識さえ押さえておけば、丸暗記せずとも、しっかり得点を稼げますよ。
第4回は、教育資金プラニングです。各施策の目的を押さえることで、丸暗記から脱出できますよ。
✅学資保険(子供が主人公)
学資保険では、契約者である親が死亡した場合と、被保険者である子供が死亡した場合で、保険がどうなるかが、毎回問われます。これは、保険の目的をしっかり理解すれば、間違えることはありません。
👉目的
万一の時でも、子供が教育を受けられるための保険
👉親死亡時(万が一の時)
保険料支払い免除、契約通りに受け取れる
👉子死亡時(主人公死亡)
死亡保険金が支払われ、保険は消滅する
大丈夫ですね。要は、子供が主人公なんです。
万が一のときに、子供が教育を受けられなくなったら意味がないのです。そう考えれば、親の死亡という、万が一の事態に、しっかり保証があるのは、当たり前ですよね。逆に子供が死亡した場合、主人公がいませんから、保険は消滅します。
✅国の教育ローン(親による支援)
国の教育ローンと奨学金は、いずれも、教育ローンですが、誰が借金するのかに違いがあります。その違いが、特徴の違いに繋がっています。
👉目的
教育資金を親が借りる
👉制限(親が借りるから)
子供の成績問わない
中学卒業後ならいつでもOK
世帯年収制限あり
保証人又は基金の保証要
国の教育ローンは、親が借りるので、子供の成績は問われませんし、いつでも借りれるわけです。
✅奨学金(自助)
一方、奨学金は、学生が借りる自助の借金です。それが、募集期間の制限や、学業に関する制限につながるのです。
👉目的
教育資金を子供が借りる
👉制限(子供が借りるから)
募集期間あり
・第一種(無利息)
学業優秀、経済的に困難
・第二種(卒業後に利息)
第一種と併用可
・給付型(返済不要)
住民税非課税世帯等のみ