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24年度 福岡県高校入試 国語 問1 (1)の解答手順を会員様に公開しました。

こんにちは。合格サポーター ササエルです。

今年から、ササエル式 合格サポートを本格開業しました。
その目玉コンテンツの1つが、入試問題の解答手順となります。

 これは、巷にあふれる入試問題の解説とは、一線を画すものです。
ここでは、何がどのように違うのか、それによりどんな効果があるのかをお伝えいたします。


1.得点力を上げるには

 私は、会社で、情報処理資格試験の合格サポートをしていました。情報処理資格には、いくつかの種類がありますが、システム監査などは、非常に文系色が強い資格です。国語の長文のような問題や、小論文試験を突破する必要があります。

 私は、当然、試験問題を解くことはできたのですが、どう解けば、解けるのかを、受講生に伝えることは、かなりの難題でした。国語の解き方を教えることが、難しいのと同じなわけです。

 そもそも、私自身、試験問題は解けるものの、どのように解いているのか、言語化できていない状態だったわけです。

 これを何とか、受講生に伝わる形にしたいと、私は、日々、考えていました。

2.田村の現代文との出会い

 そんな時、出会った一冊が、『田村のやさしく語る現代文』でした。1996年に初版が出され、今なお、改訂版が、多くの受験生に希望を与えています。 

 この本には、入試国語について、衝撃的なことが書かれています。
はしがきでいきなり、『人間の性質は善か、悪か?』という4択問題が出題されます。そして、次ページでは、『この問題は、正解が出せない。』と、どんでん返しをくらわすのです。その上で、『理由は、本文がないから』と説明が続きます。

 何か、禅問答のようですが、私は、この一節を読んだとき、初めて、入試現代文とは何かが、理解できたように感じました。

3.入試問題は必ず解ける

 考えてみれば、簡単なことでした。入試問題は、必ず解けるように作られているのです。しかも、全員が解けても、全員が解けなくても、ダメなんです。

 勉強している人には解けて、していない人は解けない。こんな、いい塩梅になるように、入試問題作成者は、日々、苦悶しているわけです。

 これを実現するために、入試問題は、知識を覚えたかどうかを確認する暗記系か、解き方に習熟したかどうかを確認する手順系が中心となります。

 暗記系は、覚えることが試験対策になります。では、手順系の試験対策はなんでしょうか?そうですね、解答手順を知ることです。

 ですが、国語の長文問題に似た情報処理試験には、こうした解答手順が示された本などありませんでした。

 では、どうするか?資格試験も試験であるからには、必ず解き方があるんです。それが、明示されていないなら、過去の試験問題を分析して、自分で編み出せばいいんです。

 そして、この道のりは、困難を極めましたと、言いたいところですが、解答手順は、案外、あっさりみつかったのです。

 これは、全ての受験生に有効な方法だと思います。問題作成者のつもりになって、試験問題の構造をリバースエンジニアリングしてみてください。きっと、お宝が手に入るはずです。

4.解答手順に目覚める

 この出来事を境に、私は情報処理試験の出題の構造を分析することができるようになりました。構造を分析すると、解答を導き出すための、解答手順も作成できます。

 解答手順とは、解答マニュアル言ってもよいでしょう。その通りにやれば、正解にたどり着くわけです。

 この手法を、共通テストの国語にも使ってみました。すると、どうでしょう。解答手順は、ここでも、通用したのです。

 この解答手順を武器に、私は、大学受験生、高校受験生のご支援を始めました。そして、しっかり、成果が出ています。

5.国語の解説はわかりにくい

 さて、一般的な参考書の場合、数学に比べ、国語の解説は、ざっくりとしていて、分かりにくくないですか?

 24年度 福岡県高校入試 国語 問1 (1)の設問4は、正解率が4割を下回る難問です。傍線③に示された『第二段階』の具体例を記せです。

 これに対する一般的な解説は、『傍線③の段落のはじめの部分から、具体例を抜き出せばよい。』みたいな感じで書かれます。

 できる受験生は、この解説でも、なるほどと思うのかもしれません。ですが、普通の受験生は、『なぜ、段落のはじめに、飛ぶことができるのか?』このマジックを読み解けないはずです。

 もし、仮に、このマジックを読み解けたとしても、似たような類題が出れば、同じようにハマるはずなのです。

 この様に、一般的な解説は、問題を解説はするものの、受験生の得点力を伸ばす効果は、ほとんどないわけです。

6.ササエルマジック

 さて、この問4を、ササエルの解答手順では、『言い換え』が行われているタイプの検索問題と定義しています。

 設問で提示された『第二段階』という言葉は、『人間が作り出したものを学ぶこと』であると、本文に記載されています。

 そこで、この言葉をキーに検索すると、傍線③の段落のはじめの部分にある『そうした、数学、物理学、工学は、‥人間が作り出した体系であるから‥』という文がヒットするのです。

 このような試験問題の構造と、解答手順を、お伝えすることで、受験生に大きな納得感が生まれます。さらに、類題が解けるようになるためには、自分で手を動かして、解き方に習熟する必要がありますが、得点力は確実にアップします。

 このような伝え方をすれば、国語は短期間で成績が伸びます。これが、ササエルマジックです。

7.会員様限定で公開しています

 ご紹介した、ササエルによる解答手順は、会員様にのみ公開としています。ササエル式合格サポートは、以下から申し込めます。



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