#1 はじめまして◯
はじめまして。
愛知県一宮市で『こぼれたねり』と言う屋号で、
“たねを蒔くところから人の口に入るまでの物語“を大切にして
畑を耕し、育てた野菜や豆を使ってお弁当やケータリング、料理教室をしています。
昔ながらの知恵をいただきながら、
なんだかたのしい循環する暮らしを一緒に楽しめたらなと思い活動しているまなみです。よろしくお願いします◯
まずはこぼれたねりの由来をお話したいと思います。
こぼれたねり -森をつくる物語-
たねを蒔く。
たねを継ぐ。
畑をはじめて4年。
畑作業の中で1番好きなのが種とり。
一粒の種がたくさんの花を咲かせ、たくさんの種となる。翌年その種からまたたくさんの種ができる。
たった一粒からはじまる循環。
先人から代々受け継がれてきて、今ある種も次の世代へ、次の次の世代へ継がれていく。
はじめは人の手によって蒔かれた種が芽を出し、花をつけ、種となり、種がこぼれるおちる。
つぎの年、こぼれた種から芽を出し、花をつけ、種となり、またこぼれる。これをこぼれ種といいます。
こぼれ種で生えてきた植物はどこかたくましく生命力豊か。
こうした循環が自然と行われ、一粒の種がどんどん輪を広げていく。
自然に寄り添った方法で、土を耕し、種を蒔き、木を植えることで、緑があふれるように
植物の種が広がっていくように
先人の暮らしの知恵をヒントに暮らしをたのしむ人、一緒においしいものを囲んで食べる人、畑を耕す人の輪も広がるように
願いを込めて2021年4月から活動をはじめました。