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22/7(ナナニジ)の楽曲の構成とは?他のアイドルとの相違
アイドルグループの楽曲の構成
アイドルグループの楽曲は様々な特徴がみられるが、22/7(ナナニジ)の曲の構成は、他のアイドルグループとは全く違った構成で、歌が組み込まれている。
例えば日向坂46は、
Aメロ・Bメロ:数人のパートで歌割
サビ :ユニゾン(全員)
大サビ:ユニゾン(全員)
が基本となり、1Aメロ・1Bメロでは数人のパートで歌割をし、サビでユニゾンになり全員で歌い、2メロに入ると同じように数人のパートによる歌割を繰り返し、2サビ、大サビでユニゾンとなる傾向にある。また、日向坂46はイントロが頭サビとなってユニゾンから始める曲も多い。
日向坂46 『ドレミソラシド』
22/7(ナナニジ)の曲の構成
ナナニジの曲の構成は、主に
ソロパート(一人)
デュエット(またはトリオかカルテット)(数人で歌割)
ユニゾン(全員)
台詞(ポエトリーリーディング)
となり、22/7(ナナニジ)の曲は、4種類のパターンを組み合わせて曲を作り上げている。
Aメロでソロパート、Bメロで数人による歌割、サビでユニゾンと台詞が入る傾向がある。また、イントロに台詞を入れている曲も多い。
ナナニジの楽曲の特徴は、ソロパートの多さと、台詞が含まれているポエトリーリーディングであることがあげられる。
22/7 『理解者』
そのようなナナニジの楽曲は、『理解者』を始め、『ムズイ』、『覚醒』、『風は吹いてるか』、「曇り空の向こうは晴れている」、『神さまだって決められない』など、数多い。
原点に立ち返った22/7(ナナニジ)
最近のシングル曲である『後でわかること』、『YESとNOの間に』は、この構成ではなくなり、ソロと台詞がないデュエット(またはトリオかカルテット)とユニゾンによる楽曲となっている。
22/7『後でわかること』
ナナニジらしくないとも思ったが、1stシングル『僕は存在していなかった』、2ndシングル『シャンプーの匂いがした』と同じ構成となっている。
22/7『シャンプーの匂いがした』
最後に(新たな挑戦へと進むナナニジ)
ナナニジは原点に立ち返り、新たなスタートを踏み出そうとしているのかもしれない。『足を洗え』のように、過去を捨てるのはあまり残念すぎる。個人的にはナナニジ特有のパフォーマンスを保持しつつ、新しい挑戦に取り組んで欲しいと思うところである。
22/7「足を洗え」