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22/7(ナナニジ)の意味深なキーワードをもつ曲、「風は吹いてるか?」【音楽】

22/7(以下ナナニジ)の6th single『風は吹いてるか?』は、はじめの言葉を聴いて、その歌詞が何を語るのかを理解することが難しく、その真意がわかりにくい歌詞となっている曲となっている。


22/7 6th single『風は吹いてるか?』dance video

「風」というワード

「風は吹いてるか?」の歌詞にあるキーワード

その中で、キーワードとなる言葉がイントロで表れている。

ここに表れる「風」、「時代」の言葉が『風は吹いてるか?』の歌詞に繰り返されている。
特に、「風」とは何を意味している歌なのでしょうか?この歌を聴くときに、このキーワードが意味する納得のいく答えが未だ見いだせない。
「風」とは何であるか、「時代」は何を意味しているのかを具体的に説明した歌詞が、『風は吹いてるか?』のなかに見当たらない。まるで、用語のわからない哲学の書籍を意味も分からず読み込んでいるのと同じような気持ちにさせてしまう意味深な不思議なワードとなっている。

「風」が歌われる

このキーワードが何を意味しているのか、なおさら考えさせていた場所となるのが、台詞の部分になるんだろう。

「風」がキーワードとなっているのは、明らかである。「時代」については「未来」の言葉があることから、時間軸におかれる自分(語り手)の状況あるいは時間的位置づけ意味したものとなるのであろう。自分の意見や意思をもって声をあげることができているのか?と自分に問いかけており、内的焦点化された歌詞となっているのであろう。

おわりに(「風」の意味について)

風の意味とは何になるのだろうか?自分と風はどのような関係のもとに理解すればよいのだろうか?「風」についてネットで調べると、下位のような説明を見つけることができる。沢山の意味合いの説明を探すことができる。

「風は吹いてるか?」の風とは自然界における空気の動きだけを指すものとなってはおらず、象徴的な意味合いをもって「風」はイメージされているようであるが、『風は吹いてるか?』が語る「風」が語る具体的な意味合いの説明を未だ見出すことはできていない。


デジタル大辞泉

空気のほぼ水平方向の運動。風向風速で動きを表す。山谷風海陸風のような小規模のものから、中規模の季節風、大規模な偏西風貿易風などがある。「風が吹く」「涼しい風に当たる」「テントが風をはらむ」
その身に感じられる人々のようす。また、世の中の動きやありさま。「浮世の風は冷たい」「娑婆しゃばの風」「野党に風が吹く」


考察事典

風には、「自由」「気まぐれ」「浄化」「神秘」「突然の出来事」などのイメージや象徴的な意味があります。

キリスト教・聖書におけるイメージ

聖書の冒頭では、神の霊の風について記述されている。神が人間を作った際に、神の息吹で人間に命を吹き込んだ。

神秘、スピリチュアル

目に見えず、とらえられず、人間の力が及ばない風は、様々な宗教や文化で、神性をもつものとされた。

風が吹くことで不可視の力や霊的な存在が感じられるとされ、風は神聖なるものと結びつけられた。
暴風は神の怒りを表す。

自由、移動

風は自由な存在であり、移動や変化の象徴とされる。風が吹くことで空気や雲が移動し、自由や流動性をイメージさせる。

気まぐれ、移り気

先述の「自由」「移動」というイメージから派生して、風には「気まぐれ」「移り気」などを表す例えに使われることがある。

A woman’s mind and winter wind change often.
「女心と冬の風はよく変わる」という意のイギリスの諺。

清新さ、浄化

風は新鮮な空気を運び、環境を浄化する役割を果たす。
風が吹くことで空気が入れ替わり、悪臭や汚染物質が払拭されるイメージがある。

活力、エネルギー

強い風は活力やエネルギーの象徴とされる。
風は風力発電などの再生可能エネルギーの源として利用されることから、持続可能性とエネルギーの象徴ともなる。

急激な変化、突然の出来事

風は自然界や季節の変化をもたらす力として認識されている。風が吹くことで気温や天候が変化し、季節の移り変わりを感じさせる。

突風は、急激な変化や突然の出来事を表す例えに使われることがある。


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