22/7(ナナニジ)、割り切れない気持ちを歌うアイドル
22/7(割り切れない円周率の近似値)
アイドルグループ「22/7」は、グループ名となる22/7が割り切れない円周率の近似値をあらわしており、「想像の象徴]」として名付けられた。グループ名の「割り切れない」ことをテーマにした楽曲を歌っている。22/7(ナナニジ)は割り切れない気持ちをもって、なぜ生きているのか、どのように生きればいいのか、何をすればいいのか、人を信じられるのかなどを常に問いかけ、答えを求める曲が数多くある
22/7(ナナニジ)の楽曲の歌詞
22/7(ナナニジ)の楽曲は、悩みながらも答えを求めている歌詞となる曲が多い。アイドルグループの楽曲はグループで紹介されている曲に特徴があるので、歌詞の違いまでみて聴き比べると、結構面白い。
22/7(ナナニジ)の言葉
22/7(ナナニジ)の楽曲は、もがき苦しんでいる人たち代弁するかのように歌っている曲が多い。特徴的な言葉に「YESかNOか」、「右か左か」、「神様(は答えてくれない)」などがあり、どのように生きればいいのか答えを求める歌詞が結構多い。
「YESとNO」を求めている歌詞がある楽曲には、「あやふやな世界観」、「YESとNOの間に」、「神さまだって決められない」、「地下鉄抵抗主義」などがある。
「右か左か」もとめた歌詞の楽曲には、「命の続き」、「好きだと言ったのは嘘だ」などがある。
そして、「神様」が歌詞に入るものには、「僕が持っているものなら」、「神さまだって決められない」がある。
自問自答している22/7
22/7(ナナニジ)の楽曲の歌詞は、哲学でいうソクラテス式問答法のような構成で自問自答し、どのように生きて行けばいいの?と本当の答えを探そうと悩む人々を代弁しているかのような曲となっている。
例えば、「理解者」、「ムズイ」、「風は吹いているか?」、「曇り空の向こうは晴れている」などは、自分に問いかけながら、もう一人の自分がその答えで訴えかけている。
22/7は答えを教えてくれない
歌詞は最後にどのような答えに導いているかと言えば、はっきりした答えを教えてくれていない曲がほとんどだと思う。唯一共通して言えるのは、「今は、自分で悩みながら進むことだ、答えはあとでみえてくるだろう」と謳っている歌詞が多いなって思う。「覚醒」、「後でわかること」、「YESとNOの間に」は特にこのようなことを訴えかけている。
未来に希望を
ただ、最近はずいぶん歌詞の感じも明るい。未来に希望を持とうと語ってくれているような曲(例えば「後でわかること」、「YESとNOの間に」など)も増えてきているグループになっている。
言葉・物語を受け手が解釈するグループ
22/7(ナナブンノニジュウニ)のグループ名は割り切れない円周率の近似値であり、「想像の象徴[」として名付けられた。命名と同時期のインタビューでは、キャラクターを作ることは「0」から「1」を創作することであり、言葉や物語は受け手が解釈することで完成するといった持論により造られたグループである。