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2024年プレイリストに入れていたアイドルグループ(日向坂46、WHITE SCORPION、STU48、22/7)


聴いているアイドルグループ

最近聴いているアイドルグループは日向坂46、WHITE SCORPION、STU48、そして22/7である。その他も聴いているけど、ミュージックリストをつくっているのは主にこの4つのグループになる。グループそれぞれの楽曲や、売り出し方に特徴があって、スタッフは大変だなあとしみじみ思う。最近、気に入っているグループは22/7です。

日向坂46

日向坂46は「ハッピーオーラ」を届けることをテーマにしており、エンターテーメントに特に力を入れているグループ。バラエティ番組による売り出しが盛んで、その人気は特徴的だといえる。

楽曲はファンタジックに心躍るものが多い(逆に寂しい曲もあるけれど)。ハッピーオーラをテーマにしている人気曲は「JOYFUL LOVE」、「青春の馬」、「ハッピーオーラ」などがある。シングルのカップリング曲でありながらその人気は他の表題曲をしのぐものがある。

一方で、悲しい気持ちを唄っているものが「僕なんか」、「声の足跡」、「期待していない自分」がある。ハッピーオーラをテーマにしているグループであるからこのような曲が耳に残るのかもしれない。


WHITE SCORPION

WHITE SCORPIONは、誠実さ (WHITE) を持ちながらも、強さ (SCORPION) も兼ね備えたグループになって欲しいという想いがある。コンサートや握手会などの"リアル"な活動に加え、メタバースやNFTなどのWeb3.0技術を駆使した"バーチャル"なグループ活動を予定しているらしい。バーチャルな活動とは、どんなものなのか、全く理解できていない私です。これまでのアイドルグループとは違った売り出しを計画していることしか想像できない。

楽曲は若者の大人社会への反発、抵抗が垣間見えるものが多い。歌・ダンス・MVはその芸術性が高いのだと思う。デビューしてから未だ1年であり周知されていないグループでありながら、「眼差しSniper」、「Satisfaction graffiti」のMVのYouTubeでの再生回数は、有名な坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)、AKB48グループを凌ぐものがある。しかし、今年の活動はあまり認知されていなかったようで、その成果は、イマイチのようだ。

数日前に発表された新曲『I do love you!』はこれまでの曲調をガラッと変えたような曲となっている。ミュージックビデオはK-POPあるいは指原莉乃プロデュースによるアイドルグループ「=LOVE」「≠ME」「≒JOY」のような軽快なものとなり、歌詞もまだ自分たちの活躍は道半ばと現在のWHITE SCOPIONを状況を歌っているかのようなものになっている。「坂道」という言葉は、視聴者に坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)を想起させる言葉となっている。活躍してほしいグループの一つです。

STU48

STU48は言わずもがなAKB48グループの中国・四国地方の瀬戸地域で活動しているグループ。数多くのアイドルを産出したアクターズスクール広島の卒業生が数多くいることからか、楽曲だけでなくダンスの評価も高いグループ。

楽曲は素朴な生活での疑問にたいし自問自答する曲が多い感じがする。世界平和を唄った「花は誰のもの?」は評価が高く、G7広島サミットで披露している。サビの部分は5言語(日本語、フランス語、英語、ドイツ語、イタリア語)で歌い披露した。


22/7(ナナブンノニジュウニ)

22/7はアニメとリアルを一体化させたアイドルグループ。2次元世界のアニメキャラクターでアイドルグループが構成されそれぞれに名前がある。一方、担当となるリアルな3次元でもアイドル(声優)グループが構成され、2次元と3次元の間を行き来する不思議なアイドル。あまりに複雑でなかなか顔と名前とキャラクターが合致しない。メンバー構成の理解が本当に大変でどのキャラクターもメンバーも覚えられないのが難点。

楽曲は若者の生きることへの不安・苦しみながら、どのように生きていけばいいのか!と歌っていることがテーマとなっている重い内容の歌詞の楽曲が多くなっている。

苦しみの先には希望があると暗に語っているものになるけれど。「ムズイ」、「世界の矛盾」、「僕は存在していなかった」、「命の続き」、「神様だって決められない」など曲名だけで力強いアプローチをかけてくる。

22/7の曲の特徴には、歌の中に台詞がいれられていることがあげられる。多数あるアイドルグループの中で曲の中に台詞を入れその言葉で視聴者に訴えかけている曲を持っている22/7の右に並ぶものは見つからない。

台詞を語るメンバーは結成からメンバー卒業、後輩メンバー加入などメンバーの変動とともに担当メンバーは変わっているが、2024年12月現在では、西條和、天城サリー、河瀬詩、望月りのがその役割をこなしている。

「理解者」、「風は吹いてるか?」、「曇り空の向こうは晴れている」などの台詞によるメッセージ性は力強く、ライブでは歓声が必ず起こっている。

最近は、22/7(ナナニジ)の曲も、少しづつ「希望ある未来へ進もう」という感じに明るい感じの曲が見えつつある。台詞を語る新曲はあまり見られていないが歌割の中の歌詞によってこれまでの力強いアプローチを行っていると思う(例えば、「後でわかること」、「YESとNOの間に」)。その傾向に、賛否両論あるようだが、私はかつての曲があるからこそ、このような曲も歌いこなすことはいい事だと思う。

最後に

それぞれのグループが歌う楽曲に特徴的な世界観を描きその魅力を表現しているといえるのかもしれませんね。


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