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河鍋暁斎 / メトロポリタン美術館
金縛りの思い出
前の前に住んでいたところでの出来事。
疲れがたまっていて、仕事から帰るなり布団で寝ていたようだ。
覚えていないが何かの夢を見ていた。
すると耳元で誰かが話しかけてきた。
なんとなくこれは夢の中での声でなく
寝ている私の耳元で話していると思ったので目を開いてみた。
すると何か乗っているかのようにズーンと重く、
起き上がれないどころか手足を全く動かせない。
疲れていると誰でもなるとい聞いたことがあった、
ああ、これが金縛りかとおもったその瞬間
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
鍵の掛かっている玄関のドアを誰かが激しく開けようとしている。
しかしその音のせいか重いものが消えたようで体が動かせるようになった。
ほっとしたころには、冷や汗を沢山掻いていた。
後なって冷静に考えてみる。
ドアノブの件は、隣の兄ちゃんの友達のやんちゃ坊主が
部屋を間違えてふざけたと推測。
声は… 未だに謎だが、
あまり品のいい話口調ではなかったので変なもの(低級霊?)
が憑いていたと推測。
仕事の様子を知っていた風なので、
私に憑いて一緒に出勤していたのだろうか。