【DAY188】人生の終わりが見えたとき、人はどう生きるのか
こんばんは、あんです。
今日は映画を1本観ました。
2016年に公開された邦画、
「湯を沸かすほどの熱い愛」
宮沢りえさん主演の映画です。
感想は・・
いや〜、もう、
涙がとまりません。
主人公は宮沢りえさん演じる
幸野双葉。
家業の銭湯を営む女性、
人間関係がめちゃ複雑で
最初と最後では
家族構成がぜんぜん違ってます・・
娘二人
旦那
の4人家族という感じで物語が進みます。
ちょっとネタバレになっちゃうんですが
長女は学校でひどいいじめに遭い
旦那は1年前に失踪、
銭湯は休業
双葉はステージ4のガンが判明、
余命2ヶ月の宣告を受け
探偵に頼んで、旦那を探し出し
連れ子と一緒に帰ってきて
4人家族へ、
そして銭湯復活
その後さらに
長女が実の娘じゃなかったり
双葉自身が母親との面会を拒絶されたり・・
ちょっと書ききれないですが
意味がわからないぐらい、
理不尽な人生・・
もしわたしが双葉だったら・・
なんで自分ばっかりこんな目に・・って
自分を捨てた母を恨み
逃げた旦那を恨み
腐って、人生諦めます。
でも、
双葉は違うんです。
腐るどころか
明るくて
パワフルで
色で言うなら
燃えるような「赤」
めちゃくちゃ熱いんです。
いや、それよりも何よりも、
そんな理不尽な人生を背負ってるなんて
想像がつかないぐらい、
めちゃくちゃ幸せそう。
余命2ヶ月の宣告を受けたとき
彼女の心の炎は
さらに燃え上がりました。
死ぬまでに
絶対にやらなければいけないことがある、と
がん治療することさえも
拒んだのです。
全ては
ご縁をいただいた全ての人の
幸せな未来のため。
旦那の女性関係に向き合う時は
女性としてやりきれない気持ち、
嫉妬心も
きっとあったはず。
でも
そんな”感情”に囚われている場合じゃない
彼女は自分の幸せなんて
ちっぽけな目標のために
生きている時間はないのです。
命のタイマーが刻一刻と迫っても
自分のことより
周りのために
気丈に振る舞い続けるんです。
その生き様、
まさに菩薩。
ちょっと長くなっちゃったので
最後に1つだけ
心に残ったセリフを紹介させてください。
双葉に救われた男性が
こんなことを言ってました。
「双葉さんのためなら
どんなことだってやろうって思える。
でもそれはきっと
僕たちがその何倍も
双葉さんからもらってるものがあるから
なんですよね」
何の見返りもなく
ただ目の前の人のために
与えて、与えて
時には厳しいこともいうし
手を挙げることもある
でもその源にあるのは
大きな愛
人は何も言わなくても
感覚的に
本能的に
そういうのって感じ取れるんだなと思いました。
わたしが今学ばせてもらっている
”ゆにわ”も
原点にあるのは
師匠、北極老人の
大きな大きな愛。
毎日、たくさんたくさん、
いただいてます。
もうぼちぼち
もらう側から、
与える側へ、
自分のしょーもない満足感、高揚感のために生きるのではなく
もっと高い視座で
周りの人のため
日本のため
世界のため
地球のため
生きたい。
感情に翻弄されてる場合じゃないぞ。
もし余命2ヶ月の宣告を受けたら・・
今日、何をするかな
悔いのない1日を
積み重ねていきたいって思います!
ラストシーンが衝撃です。
ぜひ映画、ご覧ください!
『湯を沸かすほどの熱い愛』
アマゾンプライムで407円で観れます
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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