才能が開花する”金の風”
こんばんは、あんです。
気がつけば、
11月ももう数日。
年末に向けて
時間が流れるように進んでいきますね。
ぼーっとしてたら
あっという間に新年、
あれ、今年って何やったんだっけ?
ってならないように、
あと2ヶ月弱、
まだ間に合います。
何かにチャレンジして、
新年への手土産にするのも
いいかもしれません。
先日、
茶しゆにわの店長、こがみのりさんが
ラジオの中で
こんな言葉を教えてくれました。
「体露金風」
”たいろきんぷう”と読みます。
禅の言葉です。
熱くなった身体に清涼を与える秋の風を「金風」と表現するそうで、
こんなストーリーが語源になっています。
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修行僧が雲門文偃禅師(雲門宗の開祖)に質問しました。
「樹木が枯れて枝葉も落ちた時、どういった心境でしょうか?」
雲門禅師は答えました。
「体露金風」と。
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解釈は人それぞれ、
その時の状況によって違ってくると思います。
先日、こがさんが話してくれたのは、
こんな感じでした。
春から夏にかけて青々と勢いよく育った葉っぱが
風に吹かれて
パラパラと全てが落ちてしまう。
残ったものは、
木の幹だけ。
つまり、それが
自分の本質
なのだよ、と。
これを聞いて、
あ、と思いました。
神棚にお供えしているお榊が、
先日からパラパラと葉っぱが落ち出して、
丸裸の状態になったんです。
新しいお榊に交換しないと、と思ったんですが
それができなかったんです。
なぜかというと
葉っぱが全て落ちた後から、
明るい緑色の
つやつやの新芽が
でてきていたから。
古いものを落として
新しい命が芽吹く。
こうやって
命は受け継がれ、
循環いていく
そんな自然の神秘を
目の前でみせていただいたようで
ありがたいなあ
って思います。
もしかすると、
新年に向けて
今、わたしたちが向き合うべき
大切なテーマが
これなのかも。
古いものを
一旦削ぎ落とす。
そうすることで初めて、
自分の”本質”が現れて
そこから
新しい可能性が
芽を出してくる。
ずっと抱え込んでいる
”過去”はありませんか?
もう、手放してもいい時期
なのかもしれません。
今年もあと2ヶ月を切りました。
思い残すことがないように、
2024年をきっちり締めて
激動の2025年への新しい一歩を
お迎えしたいですね。
仕事やプライベート
めっちゃ忙しい時期に入ってきましたが
”金の風”に吹かれながら
一緒に乗り越えていきましょう!
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。