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ジョーカー フォリ・ア・ドゥを見た感想

この記事にはネタバレがあります。あくまで素人の感想です。
画像は勝手にお借りしたものです。
問題があり次第削除します。

ジョーカーの二番目の映画を見たが、あれはジョーカーでは無い。アーサーの悲劇の人生だった。
誰もアーサーを見てくれる人はいない。誰もアーサーを助けてはくれない。ただジョーカーを求めている。
ハーレークインもそのうちの1人だった。
ジョーカーは死に、ハーレークインはいなくなり、バッドマンも生まれない。だけどもし、新しいジョーカーが生まれたら?そんな期待をさせる映画だった。
親子で見る映画ではないのはたしか。
もしハーレークインに本当に子供ができていたとして、前作の生き残った子供が成長したとして、それが新しいジョーカーになる可能性はある。
思いっきり鬱映画だった。前作もそうだが。
最後は自分を殺したのではないだろうか。
ハーレークインはジョーカーを使って山を作ろうとしていた。死体の山だろうか。まずは丘。
彼女の夢は実現出来なかったが、もし彼の子供ができていたのだとしたら、毒親になりかねんなと思った。
最後アーサーはサイコパス男に殺された。彼は自分を継ぐ息子が欲しいと言っていた。さて、次回はあるだろうか。1人ジョーカーが死んだところで、まだ終わっちゃいないと新しいジョーカーの映画は生まれるだろうか。
それはアーサーではないが。
私はジョーカーを見に来たが、ジョーカーではなくアーサーを応援した。だが彼は死んだ。誰も助けてくれなかった。歌じゃ誰も救えないという皮肉がこもっている気がした。ほとんどミュージカルだったw
看守が酷すぎる。ジョーカーを助けようとした囚人は死んだし。鬱映画は苦手だが、現実と妄想を行き来するアーサーの悲痛な叫びは見ていて苦しかった。私は妄想の世界で踊るジョーカーを、本当に笑っているようには見えなかった。彼には常に不安があったろう。
アーサーを助けようとした人はいた、それすらもアーサーはジョーカーとして手放した。最後にジョーカーに面談しに来た人は誰なのだろうか。もし次の映画があったなら、それも分かるだろうか。もしかしたらジョーカーを弁護していた弁護士だったのではと思う。これで終わらせないで欲しいと思った。例え悲劇でも、この先を見てみたい
ジョーカーがトラウマになりそう
映画の評価見てみたんだけど、アーサーを殺した男、最後口を切り裂いて出ていった。という描写があったらしい。これが新しいジョーカーの誕生か?
だとしたらハーレークインの復活も早いかもしれない
ジョーカーは殺されることで新しく生まれ変わる……という感じか?アーサーはジョーカーになりきれなかった。彼は自分自身を見て欲しいだけだった
……新しいジョーカーは一体どんな物語を生み出すのだろう。あのサイコパス男
アーサーの死が衝撃的すぎてそのシーンは見なかったけれど、アーサーにはもう少し生きて欲しかった。光を見つけて欲しかった、報われて欲しかった。彼の人生が少しでも。私はアーサーを好きだったのかもしれない。
本当はジョーカーを見に来たのに、アーサーに夢中になっていた。アーサーを苦しめた全てに報いが来てほしかった。彼が人を殺したのは、報われたかったからなのかもしれない。リーはジョーカーしか求めていない。
聖人は来なかった。世の中はあまりに不平等だ。ジョーカーが愛されても、アーサーは愛されていない。
嫌だ、そんなこと。だけど私がもし彼の世界にいたとして、彼の裁判を見に来たとして、彼を救えただろうか?そんなの、ただ一方的に彼を愛してるだけだ。一方的ならなんの役にも立たない。新しいジョーカーの誕生はもちろん見たい。だけど、アーサーにはもう少し救いが欲しかった。
1番の悪役は、あの無能な刑務所と看守と、アーサーを悪く言う【アーサー自身】を見ていない母親と彼を苦しめてきたもの全てだ。
リーはただジョーカーを自分の操り人形にしたかっただけだろう。ソフィもジョーカーの元同僚のおじさんも彼のことはよくわかっていない。私も映像を2つみた程度では彼のことは分からない。
今、私には【アーサーにジョーカーであって欲しかった気持ち】と、【アーサーにジョーカーをやめて欲しかった、自由になって欲しかった気持ち】と、【死んで欲しくはなかった気持ち】しかない
私はジョーカーがあり続けて欲しかった気持ちとアーサーが好きだった、彼にとっていい方向に報われて欲しかった気持ちで今煮え切らない。
人間の仮面の先の本性を、見たいと思ったことは?私はある。今そんな気持ちだった。最初の映像は影に殺されるジョーカー。それがあのサイコパス男、(恐らく2代目ジョーカー)だったのかもしれない。もしかしたら、目の前でウェイン夫妻を殺した男が、あのサイコパス男だったのかも?(同じ刑務所に入れられた)
語彙力がないのでこんなことぐらいしか書けない。私は星はつけない。点数や星で映画を決めるなんて滑稽だと思う。この映画は最高というか最低というか、ただ煮え切らない気持ちしかない。上手く言えないけれど、続編を求む。アーサーの死を土台として、新たなジョーカーの誕生を見せて欲しい。彼はジョーカーになりきれなかったただの男、アーサーだ。皆の欲しがっている【街をぶち壊す英雄のピエロ】になろうとしてなれなかった、聖人?の歌を歌って亡くなった囚人の死から、ジョーカーになることをやめた男だ。これほどの悲劇を、私は今まで見たことがあるだろうか。いや、見ようとしたことがないものを、今日初めて見た。
1人の死にこれほど胸を打たれたことはない。
残念ながら私は忘れやすい。なのでそれを言ってるのは今日だけかもしれない。……本当に苦しかった。アーサーを殺して、舞台から降ろすのなら、次はもっとこの映画の衝撃をはるかに超える映画を作るんだろうなぁ?と脅迫してしまいたくなってしまう。次回があることを信じています。これで終わり、なんて死んでも許しません。俳優も監督も私にとってはどうでもいい。人に興味は無いから。大切なのはストーリーだ、衝撃だ。
人1人の人生が、ぶち壊されて、落ちるところまで落ちた瞬間を何も出来ないままただ見ていた。私は心理学を勉強しているが、真面目にやってきたわけではない。未だに専門用語は理解できない。だが、私がそれを専攻しようとした理由は、彼、アーサーのような救われたくても救われない人間を理解したかったからでもある。
観客は何も出来ない。アーサーを助けようとした弁護士も、結局は何も出来なかった。映画に行く覚悟はあったのに、手を伸ばせなかったな、と思う映画でした。
一体何ができたんでしょうね?……現実から見れば、彼は映画のキャラクターですがね……


ここまで、私の気持ちの殴り書きです
本当は日記に収めてそのまま過去に埋もれさせるつもりだったのですが、あまりに煮えきらなかったのでここに書かせていただきました。
お読み下さりありがとうございました。お目汚しすみません。
私は映画館で映画を見ないと集中して見れないタイプでして、今回それが原因でここまで煮え切らない気持ちになったのだと思います。


彼には友人が必要だったのではないでしょうか。彼を支えてくれる存在が、手遅れになる前にもっと傍にいれば……よかったのにと思います。

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