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彼方の想いを届けます #06 樋口一葉さん「『思いやりの心』を持ってください」

★更新のお知らせ(2023年3月13日)
・タイトル『時空を超えて先人のメッセージ』から変更しました。
・無料部分を拡大しました。
・樋口一葉さん、クニトコタチ様、オオクニヌシ様の言葉に背景を付け、私の発言に鍵括弧をつけました。


こんにちは。おかあきです。
お立ち寄りくださり、ありがとうございます。

私は時々、目に見えない存在からの言葉が聞こえます。
今回も、その先人からのお言葉をお届けしています。

氏神様である国常立命(クニトコタチノミコト)・クニトコタチ様と、大国主命(オオクニヌシノミコト)・オオクニヌシ様が、樋口一葉さんを連れて来られました。

事前にお連れになることを伺っていたので、樋口一葉さんのことを何も知らないのは失礼かと思い、文学作品や生い立ちを調べました。しかし、それよりももっともっと大切なことを教えてくださいました。
 

毎度お伝えしていますが、信じるか信じないかは、自由です。
お任せします。
 


★文中の太字は、語気を強く話されたところです★

2022年10月13日の午前、クニトコタチ様より聞かれました。

そなたよ そろそろ支度は整ったか?

「はい、大丈夫です。」

と答えると、突然、高くてか細い声が聞こえました。

樋口一葉と申します

「あ、初めまして。」

えーっと 何からお話すればよろしいでしょうか?

「えーっと、お好きになんでもどうぞ、はい。」

分かりました

「あの…、樋口さん。すみません、一つお願いがあるのですが。」

はい 何でしょう

「お顔を見せてもらっても、よろしいでしょうか?」

国会国立国会図書館より

お馴染みの画像を見せてくださいました。
 
「はい、ありがとうございます。では、お好きにお話ください。」

はい
わたしは 若くして天に召されたので
この世とは よくわからぬまま こちらに来ました

わたしは やりたかったことがあります
それは執筆活動です
もっともっと たくさんの文を書きたかった
もっともっと みなさんに読んでほしかったんです

樋口さんの目から、涙が溢れてきました。

それが病に冒されて できなくなってしまいました
毎日体が熱くなり 筆を進ませることができず
結局はこちらにきたのですが

あなたが もしやりたいことがあるなら
とことん突き詰めなさい

それを言いたくて 今日は参りました

もちろん とことん突き詰めるには
たくさんの障害があります
家族のこと 仕事仲間のこと
そのほか ご近所さんのこともあるかと思います

しかし それは所詮 戯言にしかすぎません
「自分」というものを強くお持ちになれば
そんな戯言なんて気にすることないと思います
わたしはあなたにそれを伝えたくて 今日は参りました

女には 色沙汰になることもあります
わたしも許嫁がいましたが 家族の反対に押しやられ
それは辛い毎日ではありました
しかし わたしにはやりたいことがありました
そう 文を書くことです
やっと前に進めたのに 体がついていかず…

でも この体のことは恨んでおりません
大切な大切な自分の体です
あなたも体のことについては 辛いこともあったでしょう
体は大事なものです 決して無下にしてはなりませんよ
わたしはそう悟りました
 
わたしの作品は あなたの世の中にもありますか?

「すみません、私は読んだことがありませんが、探せばきっとあると思っています。」

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