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【徳川家康が語る】この国に住む人の姿

Akiです。お疲れさまです。
信じるか信じないかは、お任せします。

昨年は、NHK大河ドラマ『どうする家康』の感想と、徳川家康公からのメッセージを投稿してきました。

詳しくは、マガジン
 徳川家康公からのメッセージ集 』をどうぞ。 

☆-★-☆

ここからは家康公のことを【殿】と呼ばせていただきます。


2024年5月6日、高速道路のサービスエリアで、殿に献上したといわれるお茶を買いました。
中島園さんの【日光東照宮献上茶】です。

この2日後、お茶の容器を眺めていたら、男性の声が聞こえてきました。

吾輩の声が聞こえるか? 徳川家康じゃ

この紋をそなたの元においてもらえるとは
たいしたことじゃ

お久しぶりです!

「いえいえ…。置かせてくださいませ。」

よいよい この茶は美味い!
ただ…

「ただ?」

少し苦味がある
そなたの口に合えばいいがのう

あとで感想を聞かせておくれ

殿の口から「苦い」と出るとは(笑)

お昼ご飯のあとに献上茶をいただきました。
すっきりした味わいに、ほんのり甘みを感じたのです。
緑茶に甘みがあるなんて、初めての経験でした。

飲み切ったあと、急須に残ったお茶を飲むと、

「うわっ、にがーーーっ!」

はっはっはっはー! そうじゃろ?

やはり、最後の1滴まで
飲み干そうとすると苦いのじゃ

「ですね。でも、美味しかったです。」

そりゃそうじゃ
大地の恵みと作り手の思いが重なれば、
どれもたいそうおいしいのじゃ

みな、我々のために手塩をかけて作っておる

我に献上だなんて言わず、
我々のために、食べる者たちのために考えて、
こしらえて作ってくださるのじゃ
少々不恰好でもいただくことが礼儀であろう

今の者たちは過剰なところが
あるのではなかろうか

心当たりがある者がおれば、
作り手の思いとともに味わえばよい

要は、作り手の苦労も共に
食べてしまえばいいのだ

食べる者は、そういう心持ちも必要であるぞ

確かに。

ここまでお話を伺ったとき、先日、お弁当屋さんで働く外国人の姿をテレビで観たことを思い出しました。
せっかくの機会なので、

「殿。話は変わりますが、この国で働く海外の方が増えているんです。」

ん… 我が国の風土、文化、
しきたりに馴染めばよいがのう

排除するのは『人』でなく、
その者の『この国に馴染まない心』
つまり『道義』である

所詮、育った国、風土が違えば、
価値や風習、思いやる心、道義も異なる

まず、向こうがその違いを飲みこむことが前提
果たして、この国特有の道義を守れるのか…
(左手で顎を掻いています)

違った行いをされれば、
やむを得んことも考えねばならん

しかしな、これだけ海外の者が増えてしまえば
排除することはできんであろう

次の手は、我々がその者たちを救うのではなく
我々が手本となればよい

この国の暮らし方、人としての考え方、導き方、
道義はわきまえてもらんと困る

わが国の者は、風土豊かで四季折々の姿を愛でて
自然を崇拝して生きておる

この恵み豊かな風土を踏み荒らすことは
容認できん
(急に眼光が鋭くなりました)

「それは、私たち日本人にも当てはまります。昔から守られてきたことを崩していないか、自分の国なのに傷めつけていないか、とか。」

人が生きれば、何かが犠牲になるやもしれん

その犠牲をしっかりと弔い、感謝の念を持ち
明日への生き様の糧となるように努めよ

それがこの国に住む人の姿じゃ
だが、

「…はい。」

まさか、海外の者たちに
そそのかされてはおらんだろうな?

逆もまた然り

気を引き締めよ では

★続く


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『 徳川家康公からのメッセージ集 』

に入れています。

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