初代ローラより愛を込めて 《三浦春馬さん》
Akiです。お疲れさまです。
信じるか信じないかは、お任せします。
夢物語として読んでいただいても構いません。
2024年10月22日の夕方、急に三浦春馬さんに声をかけられました。
慌ててノートとペンを用意して、お話を伺いました。
（少し怒った様子で）
僕はオネエになりたかったわけじゃない
あの役柄を自分のものにして
よりあの役にふさわしくるするために
いろんな物を揃えた
ただそれだけのこと
どうやら勘違いしている人が多いんだ
いまだにね
ふぅ～（ひと息ついて）
あの役を務めるにあたって
まずは女性のたわいもないしぐさを
嫌味なくかつさりげなくするには
どうすればいいのか
周りの人、ダンスに詳しい人にみてもらい
アドバイスをもらって、あの表現となったんだ
僕の本来の中身は男だよ！
男性だよ！！
そこだけはめいっぱい強調してね
（ひと息ついて）
皆さん！
来春に新しいローラが生まれます！
僕はとっても期待しています！
もちろん、稽古からみてるよ
邪魔しないようにすみっこのほうでね
順調に力をつけてきている2人だから
本番までそのまま育ってほしい
ただ、それだけを願っている
そして、新しいキンキーブーツを
皆さんに観てほしい
僕は生まれ変わっても
またローラの役ができるように
神様にお願いしています
まあ、聞いてもらえるかは分からないけれど
そのためには今の僕を神様にみてもらえるように
この世界で頑張るよ
それまで皆さんには
温かい目でみててほしいです
初代ローラより
愛を込めて
三浦春馬
「稽古場をみてるんですね」
うん！ 僕もワクワクしてるし
ハラハラもしてるし
のりうつってやりたくなる！
まあ、のりうつらないけどね（笑）
彼らなりのローラをどう体現するのか
ほんと楽しみで仕方ないんだ！
んー、ただ…、僕の言葉を
プレッシャーにさせたくないね
春馬さんは、ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』の日本版で、2016年と2019年にドラッグクイーンのローラを務めました。
赤いスパンコールのミニスカとニーハイブーツを身に着けながら、キレッキレに踊り歌う姿は、女性の私でも圧巻しました。
キンキーブーツの『6つのステップ』は普遍的なメッセージかと思います。
2022年には城田優さんがローラ役を務め、2025年春に新しいキャストで公演する予定です。
春馬さんからのメッセージの冒頭にあった「オネエじゃない」発言ですが、春馬さん事件の直後、女性の下着が捨てられていたというような報道があったことに対するコメントだと解釈しています。
春馬さんは後輩に気遣いをみせつつ、今もローラを愛してやみません。