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映画館を貸し切りにした話 《三浦春馬さん》

Akiです。お疲れさまです。

信じるか信じないかは、お任せします。
夢物語として読んでいただいても構いません。


2024年9月15日の早朝、三浦春馬さんの声が聞こえてきました。

さて今、僕はどこにいるでしょうか?

以前のお話で、山の頂上にいらしたので

「今回も山に登ってるんですか?」

違います

このあと、海、実家、築地本願寺、春馬さんの所属事務所…、と思いつくもの全て答えたのですが、全てハズレでした。

「ヒントください!」

お願いすると、急に暗くなり、白くて大きくて横に長い長方形がぼんやり見えてきました。

「映画館?」

お! さて、なんの映画でしょう?

次のビジョンが見えました
『GEKIxCINE 新感線』 webより

「『五右衛門ロックⅢ』ですね」

『五右衛門ロックⅢ』は、ゲキ×シネの『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』のことで、春馬さんが22歳のときに明智心九郎あけちしんくろう役で出演された舞台です。

「どこかで再上映してるんですか?」

いいや、こっちの世界、僕側の世界ね
そこで上映されたんだ!

僕1人で見ていた

「誰もお客さんいなかったんですか?」

まあ、僕が映画館を貸切にして見ていた

「さすが三浦春馬さま。それは失礼致しました」

いやいや、
知り合いが映画館をやっているっていうから
定休日にお借りしたんだ

久々に明智心九郎をみて、懐かしかった

この頃に戻りたいのか
もう戻りたくないのか
正直分からない

でも必死に稽古を重ねて、もう必死だった
楽しいし、厳しいし…

こんなふうに仕上がると思うとワクワクして
僕のキャリアのなかでは
この作品も思い出深い

俳優として舞台の楽しさが
より実感した作品だった

無論、そこからたくさんの舞台作品に出会えた

どの作品も僕にとっては外せない

あんなに長いセリフを言っても
歌を歌っていても
見てくださるお客様のリアクションと
息遣いが間近に感じるなんて
『生』の真骨頂!

やっぱり舞台っていいな…

春馬さんは心優しい方に出会えているようです。





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