山菜の時期です
最初なので、お試し感覚で書きますが、山菜が今取れています、もう時期が終わって取れないのもあるかな。
山のほうに住んでるおじさんはこの時期山菜をたくさん食べます。
以前のように沢を登ったりするのは難しい足になってしまったので、ちょこっと歩いてとるくらいですが、タラの芽、こごみ、いろんなものがあります。
以前知り合いに、そんなに草ばっかりどうやって食ってるの? って聞かれたことを思い出して、おじさんが山菜をどうやって食べてるのか、書き記しておこうと思いました。ついでに、山菜についても少し書いておこうと思います。
まずタラの芽、てんぷらが一般的だと思うのですが、茹でて刻んでマヨネーズで和えて食ってもうまいです。茎の部分は歯ごたえがあり独特の香りがありながらも、葉の部分とマヨネーズがよく絡みあうので、そんなにきつい香りとかエグさは感じないです。
でもてんぷらが間違いなくおいしいかなとは思いますね。
続いてこごみ、正式名称はクサソテツ。でもみんなこごみって言います。
クサソテツっていう人見たことないです、まぁ、自分も調べて初めて知ったんですけど…。
こちらもてんぷらや和え物がうまいですね。ゆでたものをみそマヨや酢味噌でいただくことが多いかな。甘みがあっておいしいんです。
一度炒めて食べたこともありますが、ちょっとシナシナでべちょっとして繊維を感じ、ちょっと食べにくいと思ったことがあります。味は悪くなかったのですが…。
次はしどけ、正式名称はモミジガサ。もちろんおじさんは今日初めて知りました、こごみと同じく、この名前で呼ばれているのを聞いたこともなく、その名前で売られているのも見たことがなかったです。
こちらはおひたし、茹でて絞って鰹節に醤油で。
シャキシャキとした歯ごたえに、セリというか菊というか独特のさわやかな香りで、いくらでも食べれます。
わりと険しいところにあるイメージで、売られているものは大体高値ですね。
トリカブトと間違われるなんてよく言われますが、知っていれば間違えることはないので、地元では中毒の話はほとんど聞いたことないですが、報告は必ずあるようで、ぼーっとして採取してはいけません。
具体的に言うと葉っぱの形が違うんですね、しどけはモミジガサと名前のついているように、葉っぱが紅葉みたいな形をしてますが、トリカブトは葉っぱがギザギザしててモミジの葉っぱとは全く似ていないのです。
間違えないといっても絶対はないので、注意しなけばならない山菜ですね。
最近は栽培物も多く出始めている、うど。強烈な香りと、苦みがありかなり独特な山菜だと思います。ですが歯ごたえがよく、アク抜きをすればとてもおいしい山菜です。
山で採取するときは頭の先がちょっとだけ出てるのをみつけて、それを掘ります。すると20cmくらいは掘るんですが、青いところがあんまりない、白くてやわらかい、良いものが取れます。
育ちすぎると香りがきつくなり硬くなるので、山を歩く人は育ったのはあんまり取りませんが、最近は育ってしまった葉っぱでもてんぷらで食べるとうまいと言われており、たまに1メートルとかにもなったウドでも葉を摘んでる方をみかけます。
ウドは炒め物や、きんぴら、酢味噌和え、葉をてんぷらにして食べます。
特にきんぴらにするととてもおいしいので、ぜひ。
長くなってきたのでこれが最後、ぼんな、正式名称はヨブスマソウだそうです、知りませんでした(笑)。誰もヨブスマソウとはいいません(笑)。
こちらも香りがよく、茎の歯ごたえがいい山菜で、おひたしや炒め物にします。しどけと似たような風味ですがそれほど癖はなくマイルドで、茎の歯ごたえはジャキジャキしておいしいです。葉っぱはホウレンソウみたいにしんなりして柔らかです。
日当たりのいいところに群生していることもあり、見つけたら大量に取れたりすることもありますが、育ちすぎると硬くなってしまいますので、伸びているものは採取の時、手でぽきっと折れるところから取ったりすることもあります。
まだまだ種類はあるのですが長くなったので今回はこのくらいで。
後日時間取って続きを書こうと思います。
まずは誰かに見つけてもらわないと読んでもらえないんだけど、おじさんの新たな挑戦という事で、のんびりやっていきたいです。
長々とありがとうございましたー。
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