見出し画像

コンフォートゾーンを越える怖さと喜び

こんにちは!歯科医師Hachiです!

今日は僕にとって難症例のインプラント治療がありました。

今日という日が来るまで、何度もレントゲンや写真を見直して、あーでもないこーでもないと言いながら治療計画を考え、

当日を迎えた今日も、朝からレントゲンと写真とにらめっこ

ずっと落ち着きがなかったです。

今回の治療はそれだけ自分にとっては一歩踏み込んだ挑戦でした。

つまりコンフォートゾーンから抜け出す行動でした。

コンフォートゾーンというのは、ストレスのない、居心地のいい環境です。

そして、人はコンフォートゾーンを抜け出す行動をすると成長できると言われます。

もちろん、その行動をするには怖さがありますし、失敗した時は痛みも伴います。

僕もその痛みが怖くて、なかなか難しい症例には手を出さずにいました。

でもそれはそれでリスクなのです。

僕みたいにコンフォートゾーンでストレスの少ない環境でやっていると、自分の幅が広がりません。

別に手を抜いてたわけではありませんし、努力してこなかったわけでもありません。

でも、「自分ができることや、見通しがつきやすいもの」ばかりに手を出してると、いつしか後悔する時が来るのです。

「ああ、若い時なら失敗が許されるからもっとやっておくべきだった」とか必ず思う時が来ます。

そしていつしか同年代からは突き放され、なんなら後輩にも追い抜かれる始末。

そして救える患者さんも増えません。

そうなんです、コンフォートゾーンにとどまり続けることは進化できず、淘汰される存在になるので、ものすごいリスクなんです。

僕はそれをようやく歯医者10年目にして実感してます。

このままではいけないと思い、今日のような難症例にも挑戦することにしました。

本当に怖かったです。

結果は100点ではありませんでしたが、今の自分の実力は十分出せたと思います。

今日の反省は次に活かして更なるレベルアップを目指します。

今日、コンフォートゾーンを抜け出す行動をして良かったことがあります。

  • 今日のような難症例に立ち向かう度胸ができた。

  • 本で読んだ内容がより深く理解できるようになった。

  • 自分の技術の幅が広がった。

まず僕は外科処置に対して苦手意識があります。

なんせメスを持って人の体の一部を傷つけるわけですから、すごく緊張します。

ですが、いろいろ勉強して思った通りのメス捌きができると楽しいですし、自信に繋がります。

さらに次、また外科をする時はこうしようとか新しいアイデアも生まれます。

こうして、度胸ができていくんだなと実感しました。

また、本の文章でなんとなくイメージはしてたのですが、実際処置をしてみるとよりリアルな感覚を味わうわけです。

そこから、「ああ、本ではこういうことが言いたかったんだ」とか、逆に「ん?ここは本でもよくわからなかったぞ。誰かに質問してみよう」みたいな感じでより理解が深まります。

この恩恵は、今日挑戦して改めて気付かされました。

まだ、今日の処置に対して100点の自信があるわけではないので、大々的に患者さんに勧めることはできませんが、今後技術を深めていきたいと思えたことがまず大きな一歩だと思います。

そうしてゆくゆく自分の武器になれば、自分の技術の花が広がり、より多くの患者様を救えるんだと確信しました。


てな感じで、今日は僕のコンフォートゾーンを越えたことで感じた怖さと喜びを共有させていただきました。

なにかに挑戦しようとしている方にとって一助になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日もよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?