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「教育カウンセリング」に最も必要なこと

2006年1月25日の記事より~

「教育カウンセリング」に必要なこと・・・
さて、何でしょう?

それはですね・・・
子どもと「心のふれあい」を持とうとする姿勢だそうです。
カウンセラーとしての知識や技能は二の次、大切なのはやはり「心」です。

イギリスの精神分析学者であるサティ氏は

人は愛を求めており、それが得られないから問題行動が生じるのである

と述べています。
日常生活にふれあいがあれば、問題行動(効果的でない愛のもらい方)は予防できる、また予防だけでなく、ふれあいを通じて人は変容し成長すると、グループエンカウンターの研究者・実践者は論証しています。

さて、我が子はどうだろう。
学級の子ども達はどうだろう。
問題行動とまではいかなくとも「最近沈んでいるな」「イライラしているな」「体調不良をよく訴えるな」このような様子がみられましたら、ちょっと立ち止まってみましょうか。

この子の日常にふれあいはあるのだろうか・・・。

親子のふれあい、きょうだいとのふれあい、友達とのふれあい・・・
家庭で、学校で、地域で・・・
この子の周りには、
ふれあい、愛はあふれているかしら・・・?

子ども達がちょっとおかしいなと感じられた時、ふれあいを欲しているのかもしれません。

そのことをよく表している詩を見つけました。
この詩を紹介して、今日の話を締めたいと思います。

子どもが
おかしな行動をして
親を困らせるのは
自分に もっと
かかわってほしい という
子どもの サインなのです
そんな時 叱る前に
うんと子どもを
抱きしめてください
子どもに 笑顔が
戻るまで・・・


※本記事は、2006年当時の内容です。
現情報と異なる場合があることをご了承ください。


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