語20250103
学歴厨を論破するために俺は学歴厨になっていた。人間を一定の価値基準で比較するなど言語道断だ。だが俺はそれを忌み嫌いながら次第にそれを肯定していった。俺は勉強について考えた。役に立つ知識をくれるなら、せめて幸せの道を沢山提示して欲しかった。教育が社会の存続のために利用されているようで恐ろしい。革命家は左に寄せ集められて迫害された。やり方はそれぞれだ。でもこのままでは誰も立ち上がらないまま、世界が、人類が滅んでいきそうだ。俺はそれを阻止する方法を必死になって考えている。考え始めると頭の芯が高揚してきて体温の上昇を感じる。湯冷めしないように厚着でごまかす。革命に革命家なんて職業はいらない。変革の日々を平穏な日常で隠しているだけの自分が嫌だ。俺は何としてでも世界を善くしてやる。少年はそう語った。君たちはどうだろうか。