娘が3歳になった時の事 3
携帯電話事件が発覚した後 3歳の娘を連れて夜の高速を走った
夫が指定した旅館に着き、夫と話しをした
私は何だか悔しかったのと 好きになって結婚した人から裏切られた でも離れたくない
そう言う思いから思わず「離婚するならここから飛び降りてやる!」と泣き叫んでしまった
でも夫の考えは変わらず それどころか、今からその女性に会って欲しいと言われた
そんな時でも相変わらず人のいい私は娘を連れて近くの公園まで会いに行った
その女性は私と全くタイプの違う人だった
私は当時 化粧気もなく着飾ることもなかったが その女性は女性らしい女性というか派手な感じの方という記憶がある 浮気する時は 夫や妻にない物を持っている人を選ぶと聞いた事がある
何を話したかは覚えていないが 娘は私に抱っこされてスヤスヤ気持ち良さそうに眠っていた
その時ふと冷静になったような気がする「私にはこの子がいるではないか」
とりあえず夫が一旦帰ってこないと話にならないので しかもこっちでの仕事もあるので1週間のちに帰ってくる事になった
返ってきても連絡は取りあったり 彼女がこっちにきて会っていたりしたようだ
夫が帰ってきてから1度「3人でカラオケに行こう」となって私と娘を連れて夫とカラオケにいった
夫がその時しつこく歌っていたのが スピッツの「ロビンソン」である
「誰も触れない 二人だけの国 君の手を離さぬように 大きな力で空に浮かべたらルララ宇宙の風に乗る~♪♪」のフレーズを何故か泣きながら歌っていた アホだ
その時から現在まで 私はスピッツが大嫌いである スピッツには悪いが…
「そんなに泣くなら佐賀に帰ったら?」と提案してみた 私もじゃっかん冷静になってきていた
でも夫は帰らなかった
しかし この後もまだまだ恐怖は続くのであった・・・
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