誕生日に起きた2回目の緊急連絡
いつも読んで下さり本当にありがとうございます
前回の続きをお知らせしたいと思います
「母のけいれん発作」の後、様子観察のため入院になった事で数日様子見で退院かと職業柄思っていた
私は誕生日だったので 前から計画していた「1人誕生日会」をするために 近くにファミレスに行った
これがただのファミレスではない 知らない人もいると思うが、「ザ・3名様」と言うドラマに出てくるビックボーイと言うファミレスだ
物語は つたない3人の友人が夜中のファミレスでしょーもないことをぐだぐた話しているだけのドラマである。しかしそのしょーもない内容が半端なく面白い
その場面には必ず「フライドポテト」「ドリンクバー」そして「パフェ」が注文されている
詳しくいえば「パフェ」の注文はドラマの中ではまた別の登場人物が注文している品である
1人バースデーを満喫し、さっさとシャワーを浴びて 22時半頃に常備薬の睡眠薬を飲み さぁ寝ようと思った時 夕方入院した母の病院から電話がなった
「入院後 急に呼吸状態が悪化して肺炎と胸に水が溜まっています。酸素8ℓで血中酸素濃度が60%しか取れません。このまま悪くなれば人工呼吸器を付けることになりますが、どうされますか」と・・・
その時の率直な意見は「私に聞かれても」だった
今まで私を虐待してきた母親を 残酷なようだがどっちでもいい
むしろ第一連絡先は弟にしていたはずなのに なぜ私の所に電話があったのか疑問だった
とりあえず説明して下さると言うので、私は心療内科から処方されている 「睡眠薬飲んだのに」と思いながら病院に向かうことを伝えた。5年前、職場のストレスと父の死、そして大切な友人の死に私の精神はやられていた。そのために心療内科に通い、うつ病とパニック障害、不眠症と診断され、それから診療内科のお世話になっている。
すぐ弟に電話して 「今病院から電話があったけど、第一連絡先はあんたにしとるのになんでうちに掛かってきたんやろうか?」 と聞いた所、弟は衝撃なことを言った
「イヤ さっきかかってきたけど、自分に言われても良く分からないから、姉が看護師をしているので状況が分かると思うからそっちに電話してくれ」と言ったのだと。
慌てる素振りもなく私に言った。 医療者ではない弟が言うことも分かる しかし普通慌てないか?
父が亡くなった時、私は弟に今までの状況を全部話した。母に虐待されて育ったこと、弟には分からないだろうけど、私は母が嫌いなこと、父が亡くなった今 私は母の世話は極力したくないこと、父の介護はほぼ私がしてきた事。これは父が大好きだったから。
母に一番可愛がられて育った弟がこの態度だ ビックリした
病院に駆け付けた時に 医師から厳しい話しをされた。でも私は思わず医師に言ってしまった
「名目上私は長女ですが、私の母ではないので、弟と妹が延命処置の事は決めると思います」と。
まだ面会制限があるため 容体が悪くても自由に面会はできない。私はどうでもよかった
海外暮らしの妹に電話して翌日の午後に帰国した。その日は面会時間に間に合わなかったから、妹は母に会えないことを悲しんでいた
その夜 妹と話しをした
延命処置に関しては妹と弟で決めて欲しい。私はその話しには入らないと。
妹は悩む所だと言っていた。でも人工呼吸器を付け、胃ろうを作り、栄養を入れること
そして寝たきりになること。それは考えなければいけない事である。母の事を思えば…
妹も看護師免許を持っているのでそこは理解していた。このまま容体が改善すれば問題はない はずだった。
長くなるので一旦ここで終わります。 長文読んで下さり、ありがとうございました。また続きます