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4歳の頃に起こった娘の変化

夫婦で色々とあった期間 娘は当然なにも分からずにいた

まだ 3歳だったこともあり 周りの状況は何も理解していないと思っていた

イヤ 思い込んでいただけかもしれない  そのころ娘は4歳になっていた

ある日 娘は突然声がでなくなった 喋れなくなった

喋ろうとするが 声が出ないから本人は戸惑っただろう 
小さいから自分の状況は分からない

でも 声がでないもどかしさはあったようだ 話したいのに声が出ない

だから 急に泣き出したりしていた そりゃそうだ 親はなにも分かっていなかった

自分達の事を優先し 自分達の事で頭が一杯になり 勝手に喧嘩して 身勝手も甚だしい

すぐ病院に連れていった 何か違う病気だといけないからだ

しかし医療者の私は おそらくストレスだろうと思っていた

医者の診断はやはり「ストレス」であった  やっぱり…  何で娘の事を考えなかったのだろう

後悔してももう遅い 小さくても心はある 自分の環境に起こっている事を自分ながらに察知していた

丁度良い事に夫はまたしばらく帰ってこなかった ほっとく事にして娘との時間を大切にした

休みの日はドライブにいったり 娘の好きな動物園に行ったり 今更?と思われるがスキンシップを大切にした

この普通の関わりが私はできていなかった 守ってやらないといけない存在を忘れていた

いくら1人の「人間」として育てると決めていても 今は親の愛情や支援が必須の時期だった

私は自分が親に愛されてこなかったと言うことがここにきて出てしまったのだと思った

親としてこんな当たり前のことが分からなかったのだ 別に自分の親のせいにするつもりはない

これは私自身の問題だ そのことを今回娘は私に教えてくれた 

次第に娘は言葉が出るようになり 話せるようになった 表情も明るくなった

夫の私への愛情が無くなったことに執着するのはもうやめよう 私だけでも娘は笑ってくれる

この時 私は「離婚」という事を決めたように思う これから2人で生きていく

大変になることは分かっている 娘もパパが居なくなることは可哀そうだとは思う

でもこの決断は娘のためだけではなく 私達2人の決断だ

明るく 前を向いて 楽しく生きていこう そう決めた出来事だった


くまもんさんです

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