日に日に容態が悪化する母
今日もひかるブログに訪れて下さりありがとうございます 前回の続きを書きます
緊急入院した母は夕方までは何とか落ち着いていたようだった。しかし夜中の23時に病院から電話がはいった。母の容態が急に悪くなって、肺炎も併発して酸素投与をしているから、今すぐとまではいかないが、できればきて欲しいとの連絡であった
第一連絡先は弟にしていたはずなのに、なぜ私に連絡が入ったのか? 病院から電話があったことを弟に連絡したら「自分の所に連絡がきたけど、聞いても分からないので、姉に連絡して下さいと言ったんよ」と。
なんとも甘えた弟である。
さっそく夜中に車を走らせて病院へと急いだ。着いたころ母は酸素投与をされて苦しそうだった
先生は「夕方検査した時は肺炎などなかったんですが、呼吸状態が悪くなって、再度CTを撮ったら、両肺が真っ白で、肺炎を起こしています。このまま酸素の数値が悪化すると危ないかもしれません。と説明があった
私は母に虐待を受けて育ったため、医師からの説明に心は動かなかった。というかあまり悲しくなかったのである
私的には今までのことがあるから 別に母に対して思い入れがある訳ではない。世間からしたら「冷たい」と思われても仕方ない。でもそう思われるような事を、母は私に対してやってきたのだ
しかし、私が動かなければ、誰が動くのか?妹は海外だから、すぐには無理である。今回の件で帰ってくるとはいえ、即決のことは、私にゆだねられる。
結局その夜はなんとか持ち越したが、その時間は長くはなかった
当直明けの日 私は面会時間の14時に母に会いに行った
状態は更に悪くなっていた。モニターが装着され、酸素は鼻のチューブから1リットルの酸素が投与されていた。また、血圧が低いため血圧を上げる薬剤が投与されていた
声を掛けると、少しは反応があった。でも呼吸は早く脈拍も150台と、まるでずっとマラソンを走っているような脈拍だった
11月3日の金曜日 午後から散髪を(美容院とも言う)予約していたため、面会には行くつもりはなかった。
弟だけが面会に行く予定だったが、散髪が終わる時間に弟と病院の駐車場で待ち合わせをした
母が入院している病棟に行き、面会の手続きを終え、弟と一緒に病室に入った
「あらっ!!」 弟がビックリして声をあげた
ベッドにぐったりして寝ている母は、水曜日より更に容態が悪化していた
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