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離婚後 2人の生活の始まり

夫と離婚後、小学生になった娘と2人 頑張ってやって行くことを2人で話し合った

「ちょっと話しがあるから、ここに座って」 小学生を目前にした娘を呼び、畳に座らせ話しを始めた

「これから本当に2人で生きていかなけらばならない。と言うことはママとアレンが自分の事は自分でできないとどうしようもない。万が一ママがいなくなっても、ちゃんと生きていけるようにしないといけない。今後2日でちからを合わせて頑張って生きていこう」

みたいな話しをした記憶がある

娘が小学生1年目から、私は外来勤務で1か月に3回程の当直があった

当直は朝の8時半勤務から一晩泊まり、翌日の昼までが当直である

当然、家には一回も帰れないから、アレンは学校から帰ってきたら1人である。翌日の朝学校に行くときも1人である

まだ両親が元気だったため、私が当直の時の夜は両親が見てくれることになった

学校が終わったら、バスに乗り40~50分掛かる実家近くのバス停まで行っていた

そこに両親が車で迎えにきてくれており、実家でみてくれるという仕組みだ

翌日は、朝の6時半ぐらいにアレンが1人でバスに乗り、40~50分かけて家に帰し、1人で学校に行っていた

今の時代なら考えられないかもしれない。色々な犯罪が至る所で起こっているからである

しかしアレンは見事にそれをこなした。泣き言一つ言わず …

たぶん働いている私に負担をかけまいと思っていたのかもしれない しかし案外性格はあっけらかんとしているので、そうでもないかもしれない

「1人に時に万が一迷った時は、近くにいる大人に聞きなさい。必ず教えてくれるから」

アレンに言ったこの言葉が、のちに大きな役に立つことがあろうとは、まだ知る由もなかった…



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