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第10回幻想パワプロ 感想と分析
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夏の終わりと幻想パワプロの終わりは似ている。
狂乱の宴が終わりを告げ、否応なしに日常への復帰を命じられる。
その切なさを胸に、次の夏を待つのである。
結果
今回のさまびと軍は、G1で3位、リーグ優勝1回、CS突破2回、日本一0回という結果に終わった。表彰台に上ることはできたが、前回に続いての連覇は果たすことはできなかった。
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分析
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上図は得点と防御率の平均と偏差値を示した表だ。さまびと軍は得点偏差値58.5、防御率偏差値56.3と、どちらも平均を上回る成績を残した。バランスの取れたチームだ。しかし安定感がありすぎた。貯金こそG1で1位の74を記録したが、上振れなかったため優勝回数が1回しかなくポイントが伸びなかった。今のルールだと4位と8位の価値が同じであるため、とにかくブレまくるチームを作って優勝回数を稼ぐのが総合優勝に近づく鍵であろう。
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左投手に弱い打線
今回の反省点として挙げられるのが、打線が左投手に極端に弱かった点である。
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上図の通り、左に弱い選手が9人中5人もいる。今回G1の他球団には左投手が多く、特に1位だったキノカノ軍は先発5人中3人が左投手だった。キノカノ軍を下回った要因はまずここであろう。やはり入札の丸佳浩(対左C )は単独で確実に手に入れたかった。公言のタイミング大事。それ以外の指名では左に強い選手を指名するチャンスはおそらくなかった。西川龍馬もT-岡田も茂木も堂林も梅野も、色々な兼ね合いからそれぞれの位置で指名しなければいけなかった選手であり、ここはあとから考えても変更することはない。やれるとすれば他球団の左投手を減らすことくらいであろう。それについては次項で書くこととする。
反省すべき指名
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上位から中位は、結果が出た今となっても特に反省点はないと思われる。強いてあげるなら、丸に入札された点(まだ言ってる)。
ジャリエル・ロドリゲスは会心の指名だった。200イニングを1点台で回っている年もあるなど、投手陣を青柳とともに支えてくれた。青柳と同格の投手が9巡目指名できるのはアンダーピックが過ぎるであろう。果たして次回はゲームに収録されたままなのかどうか、注目が集まる。
さて、反省点だが大きく2点ある。
1点目は金村のところ。ここは山崎福也で良かった。純粋に防御率が金村よりいいし、なによりこの時点で野手の指名はほぼ終了し、左投手に弱いのが分かっているため、左をこれ以上他球団に渡さない目的で指名すべきだった。ジャリエルのイニングを少しでも伸ばすためスタミナDの投手を選択したが、結果としてキノカノ軍の優勝に貢献することとなった。
2点目は唐川と宮川のところだ。宮川は抑え投手としてきちんと働いていたし、なにより西武枠だから指名は間違っていない。唐川もロッテ枠埋めのために指名した。だがこの2人を指名したがために、高梨が軍曹軍に行ってしまい優勝の原動力となった。ここは宮川、高梨を指名し、ロッテ枠の中継ぎはその次まで待つのが正解だっただろう。唐川、佐々木千隼、小野が残っており、誰かは次の指名まで回ってきたはずだ。高梨も左投手であり、これが他球団に行かなければまた結果も違ったのではないだろうか。
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妨害指名の効果は
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今回のドラフトではビデオ俳優こと山崎剛の拉致事件が起きた。
山崎剛を軍曹軍に指名されると独走間違いなしの状態であり、これを防ぐべくさまびと軍が妨害指名に出たのだ。
結果として軍曹軍は優勝してしまったが、独走ではなく、キノカノ軍と同率1位、しかも優勝回数は1回で、2位が3回、3位が4回とシルバー・ブロンズコレクターの状態であった。
おそらく山崎がいたら2位のところは優勝となり、ポイントで独走していたであろう。
妨害指名に出た結果として、G1は混戦模様となり、大会全体を盛り上げることができたと思われる。
また一方でさまびと軍も貯金数1位となるなど、妨害に出た割には十分な戦力を保持していた。
今回に関しては妨害に出て良かったのではないかと思っている。
最後に
大会を主催してくださった軍曹くん、本当にありがとうございました。見事な逆転優勝、おめでとうございます!!
参加者の皆さん、お疲れ様でした。次は勝ちます。
次回、幻想パワプロ甲子園でまたお会いしましょう。
それではまたお元気で。
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