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第11回幻想パワプロ 指名を終えて


幻想パワプロとは?

幻想パワプロとは… eBASEBALLパワフルプロ野球2022にて収録されている選手を各プレイヤーでドラフトし、そのチームをオートペナントで回して勝者を決めるという遊び。
https://note.com/suarez/n/n791c9e253aa8
細かい説明は上記参照。

指名全景


拡大して見てね

総論

主なルール
・サクセス選手指名可能(☆334以下の選手のみ)
・サクセス選手は6人以下
・G1のみ12球団から最低1人指名義務あり

つまりG1では18巡目までに6人のサクセス選手または球団被りを使う余裕があるということ。
ここが今回のポイントとなる。

またもう1つのポイントは、サクセス選手は野手に限られる点だ。
野手の層は厚くなり、投手はいつも通り。
自然と有力な先発から先に消えるであろう。

指名戦略

・投手野手問わずいい選手から取る
・サクセス選手でも気にせず取る
・序盤は球団被りも気にしない
・中盤以降は球団を気にする

今回のルールだと序盤から球団枠を気にした指名をするのが最適解であるように見える。
しかし自分の考えは少し違う。
まず前提として今回指名できるのは現役選手かサクセス選手のどちらかである。
そして指名に耐えうるサクセス選手は16球団×6人=96人も存在しない。
つまりわざわざ現役選手を優先しなくても、最終的にはサクセス選手は6人未満となり、残りは現役選手で勝手に埋まっていく。
あとは現役選手の中で球団枠の調整をすればいいだけだ。
現役選手は何も考えず埋めていっても、6球団目くらいまでは被りなくいける可能性が高い。
ランダムに引いていって球団被りする確率が累積で50%を超えるのは何回目か。高校数学の確率の問題にありそうな内容だ。
さらに終盤の指名に回されがちなリリーフは12球団どこでもそれなりの選手がいる。最後の調整はそこまで苦にならない。
このように考え、冒頭の指名方針を決定した。

1巡目 本場あんこ 内野手 パワフェスチャレンジャーズ(サクセス選手)

G1の1巡目はいつも通りG2で16人消えたあと。残った中から選ぶこととなる。
候補は一塁の本場あんこ、外野の丸、ウォーカー、投手の山下瞬平大。
先発は上で書いたように優先度が高い。しかしオリックスは優秀な選手が各ポジションにいるため、いつでも指名できる。ここでのオリックス枠の指名は実質手が進んでいないに等しい。
逆に巨人枠は今回最も厳しい球団の1つだ。丸やウォーカーは今回の市場に沿ったプランであるように思われる。だがリスト作成が遅れた影響で、すでに丸はささみさんが宣言済み。ウォーカーは守備に就かせるには厳しい能力であり、実質DH専である。
一塁はサクセス選手が少ないポジションの1つ。手元のリストでは一塁手上位24人中サクセス選手は6人のみ。山川が指名済みのため本場とその下に差が生まれている。
以上のように考え、本場あんこを1位指名とした。
サクセス選手に1位を割く球団は他にいないだろうし、単独でいけるだろうと思っていた。
だが……

まさかのかぶり

心の中の星野仙一が単独いけますと言ったスカウトを鉄拳制裁していた。
あんこの他に競合はなく、唯一のくじ引きである。
なぜここでかぶるんだ……
あきにゃん君とは前回のハズレ1位青柳晃洋に続く対戦。
女の子選手だけにNTR時のショックは大きい。絶対にくじを当てたい。
結果は……

当選

脳破壊されずに済んだ。
また、ここでくじを当てられたのは指名全体の中で非常に大きい。
どう大きいかはのちのち説明していく。

はい可愛い

2巡目 宮城大弥 投手 オリックスバファローズ

1巡目が野手だったので投手へ。
似たようなことを考える爺(おきな)が多いためか、先発が次々と消えていく中、なんとか宮城が残ったため指名。
オリックス枠だがこの際仕方ない。
今永が残ってると勘違いし、2巡目にしてもう指名ミスしたのは内緒だ。
他候補はウォーカー、宮崎。
だがどちらもほぼDH専のため、先発優先とした。

3巡目 ウォーカー 外野手 読売ジャイアンツ

なんでウォーカー残ってんの!!!!????

こんな顔になってた

3巡目はもともと郡司知将の予定であり、ディスコード通話でG1の2巡目終わったあたりで宣言していた。
だがウォーカーが残っているなら話は別。
打力はこの順位では破格の破壊力、さらに今回苦しい巨人枠。
これで取らない訳がない。
DHのないセ・リーグでは低すぎる守備力が忌避されたか。
右から2番目という好位置なウェーバー順に感謝しつつ確保。

ちなみに本場あんこのクジが外れていた場合、1巡目山下瞬平大、2巡目ウォーカーだった可能性が非常に高い。
それが本場あんこ、宮城大弥、ウォーカーの順で獲得できた。
今回もし勝てたら勝因はここだろう。

4巡目 鮫島粂太郎 内野手 するめ大学(サクセス選手)

3巡目で郡司を逃した分、4巡目はまず中村悠平を第1候補、ついで先発の藤井を第2候補としていたが、どちらも消された。
捕手も先発もここで指名できそうな選手がいないため、サードで浮いていた鮫島を指名。弾道は2ながらミートDパワーAで守備C捕球Cと隙がない。
結果的にG1の5巡目で起きたサードラッシュに巻き込まれず済んだのでヨシ!

5巡目 外崎修汰 内野手 西武ライオンズ

今回二塁手はかなり層が厚くなっており、一見後回しでいいように思われる。
確かに外崎は打力では劣るが、弾道3ミートEパワーCとなかなかの能力であり、なにより守備A捕球C守備職人と鉄壁の性能。
西武枠も埋められる。
結果的にこのあと鎌苅、菊池、吉川とセカンドが次々に消えたため正解だったと思われる。
希代のアップルパンチャーとして頑張ってもらう。

青森のApple Store

6巡目 佐野恵太 外野手 横浜DeNAベイスターズ

ここは石川昂弥(外野起用)の予定だったが、消されたため候補を再考。
外野の佐野、矢倍(サクセス選手)、ショートの尾崎(サクセス選手)、先発の有原らが浮上した。
ここで再度今回のルールを確認したい。
G1ではサクセス選手は6人までかつ12球団から1人ずつ指名する縛りがある。
そしてサクセス選手は野手のみ。
つまり野手9人のうち6人はサクセス選手で埋められるが、裏を返せば最低3人は12球団から獲得する必要がある。
それは野手3人を12球団から獲得してしまえばあとは指名のフリーハンドを得られるのとほぼ同義である。
そして現在ウォーカー、外崎の2人を指名済み。
ここは佐野を獲得すればもうあとの指名は自由(自由とは言っていない)である。
この先の待ちを狭くしないためにも、佐野指名とした。
もうビデオには出るなよ。

7巡目 藤嶋健人 投手 中日ドラゴンズ

先発……先発をくれ……
市場から先発が消えまくっており飢餓状態に陥った脳にはある一つの閃きが飛来した。

マリーなんとかネット


先発がいなければ中継ぎをぶん回せばいいじゃない。
前回ジャリエル・ロドリゲス が2点台前半で200イニングを投げていたのは記憶に新しい。
その再現を狙ったが、ジャリエルはG2で消された。
候補は藤嶋(スタミナE)、平野(E)、ペルドモ(C)、矢崎(C)。
この中で防御率が低いのは藤嶋。
イニングを投げてくれそうなのはペルドモか矢崎。
打たれなければスタミナが少なくともイニングは食えるだろうと考え、藤嶋を選択した。
なんか後ろの方で阿鼻叫喚が起きてたのでおそらく正解だったのであろう。

8巡目 瀧中瞭太 投手 東北楽天ゴールデンイーグルス

流石にここら辺で先発1枚を取っておかないとのちのちキツくなる。
ショート尾崎、外野の矢倍がまだ残っておりかなり悩んだが、サクセス選手は避けられ気味であり次まで残る方に賭け、残る先発で一番抑える瀧中を選択した。

ところが。
ここで今回最大のミスが発覚する。
なんとロッテの岩下大輝がリストから漏れていたのである。
もし岩下がリストにいたらここはノータイムで岩下だっただろう。
今回負けたら敗因はこのミスだと断言できる。

岩下の新生姜ペンライト

9巡目 矢倍萌雄 外野手 アナザーチャレンジャーズ(サクセス選手)

ここは尾崎(サクセス)、梅野(阪神)、ポンセ(日ハム)、今宮(ソフトバンク)、六鹿(サクセス)が候補だったが、全員消えていた。
幻想パワプロはそんなに甘くない。
だが数巡前からずっと候補に挙げてはスルーしていた矢倍が残っていたため獲得。
センターも残しておくとヤバそうな雰囲気があったのもある。
パワフェスでアナザーチャレンジャーズの選手を出すのに最も時間を取られたため、獲得できたのは感無量だった。
「ハハッ、申し訳ないね!」と言うらしいが、筆者はアプリをプレイしていないため見たことがない。

10巡目 銀杏力丸 内野手 アオハル学園(サクセス選手)

ここは先発と悩んだ。
具体的にはガンケル(ソフトバンク)、美馬(ロッテ)、田中将大(楽天)。
ここで注目していただきたいのが、楽天の選手が混じっていることである。
そう、瀧中のところが岩下ならここで田中将大を指名できたのである。
防御率で見ればマー君は瀧中やガンケルより良い。
完全に岩下のミスがここに響いている。
だがもう指名してしまったものは仕方ない。瀧中で楽天枠は埋めているためマー君は回避せざるを得ない。
あとはガンケルと美馬が次に残るかどうか。
まず次のG1指名は右からであり先に指名するのはジムノッキーさんだけだ。そしてそこはもう先発4人指名済み。おそらく次で先発指名はない。
次にG2の8チーム。1チームが先発5人、4チームが先発4人指名済みのため次で先発はなさそう。考慮すべきは残りの3チームだけ。3人指名済みのゆずこさんはあって1人。美馬ガンケル両獲りはない。1人しか指名してないユノさんと白小秋さんは最低1人、最大2人ずつの指名があり得るため要注意だ。だが直感的にここで美馬ガンケルが消えることはないと思ったため、どちらかは次まで残ると判断。美馬ガンケルはいったん放流し、残った中で一番打てる銀杏指名となった。パワーA弾道4パワーヒッター。ミートはFだが37とFの中では高い。下位で振り回してもらおう。
そしてこれによりサクセス選手は4人目。残り猶予は2。完全にルビコン川を渡った。
8指名で6球団を埋めなければいけない状況となったため、ここから先は慎重な指名が要求される。

残り球団枠:鷹、鴎、公、燕、虎、鯉

11巡目 美馬学 投手 千葉ロッテマリーンズ

予想通り残ったので獲得。
想定のままにコトが進むと嬉しい。

残り球団枠:鷹、公、燕、虎、鯉

12巡目 矢崎拓也 投手 広島東洋カープ

美馬に続いて先発を確保し、4枚目までを確定させればこのあと楽になると考え、大関(ソフトバンク)を準備していたが……

してやられた

はい、毎回恒例の直前NTRシリーズ。
1つ前で美馬を強奪したため、その意趣返しをされた形となった。
さてどうするか。
先発で次の候補は竹安だがオリックスは指名済み。
球団枠を埋めれる候補はスチュワートJr.だがだいぶ落ちる。
野手ならショートと捕手だが、ショートはちょうどいいランクの選手がいない。捕手は太田光がいるが、楽天枠は埋めているため優先度が低い。
という流れでリリーフ指名へ。
広島枠はだいぶ薄くなっており、また抑えは放置すると最後に詰みかねない。
矢崎拓也は広島枠でかつ抑えと、丁度いい選手だったため、指名となった。
また、これにより幻想パワプロのアイドル回避が決定的となった。やれやれ。

残り球団枠:鷹、公、燕、虎

13巡目 スチュワートJr. 投手 福岡ソフトバンクホークス

先発4枚目とホークス枠埋めのため指名。
特に他の候補はなし。

残り球団枠:公、燕、虎

ジュニアVSリトル

14巡目 ウンベルト・メヒア 投手 中日ドラゴンズ

状況を整理しよう。
残り指名:5
残り球団枠:3(公、燕、虎)
残りポジション:先発、捕手、遊撃、中継ぎ、中継ぎ

先発:多数
捕手:永瀬(サクセス)、甲斐(鷹)、田村(鴎)
遊撃:野村勇(鷹)、生木(サクセス)、夏野(サクセス)、木浪(虎)、長岡(燕)
中継ぎ:多数

まず注目すべきは捕手。球団枠を埋められる選手がいないため、ここはサクセスか球団被りを使うのが確定的。
次に遊撃。木浪長岡までランクを下げれば球団枠埋めに使える。16チームのうち遊撃を残すのが自チーム含め2球団のみであり、優先度は低い。
先発、中継ぎは最後の調整に使いたい。
というわけで捕手で構えていたが、捕手未指名の3チームのうち、ユノ軍がサクセス枠を使い切っており、永瀬を指名できないことに気付く。リン/マサト軍も初参加であり、チャンスF守備Fというピーキーな能力の永瀬は指名しづらいと判断。残るは中二軍だが、外野とDHが未指名でありそちらを優先すると判断した。
以上から永瀬は次に残ると思われたため、球団被りを使用して残った中で一番いい先発を指名した。  

残り球団枠:公、燕、虎

15巡目 永瀬大河 捕手 ドラフ島連合

悪い顔しよる

予想通り残ったので獲得。
想定のままにコト(

残り球団枠:公、燕、虎

16巡目 ブライアン・ロドリゲス  投手 北海道日本ハムファイターズ

さあついに残り3指名で3球団枠と本物の綱渡りになってきた。
ショートで全崩音しないように、阪神とヤクルトは後回しにする必要がある。そのためここは自然と日ハムのリリーフ指名となった。
田中ジャスティスとロドリゲスで構えていて、ジャスティスが消えたためロドリゲス へ。
スタミナDがのちの伏線となる。

残り球団枠:燕、虎

17巡目 木浪聖也 内野手 阪神タイガース

38年ぶりの

阪神タイガース日本一おめでとうございます!!!
木浪くん!さまびと軍でも日本一を目指そう!

残り球団枠:燕

18巡目 木澤尚文 投手 東京ヤクルトスワローズ

綱渡り完了。
星と木澤で悩んでいたが、勝ち運の魅力には勝てなかった。
スタミナDがのちの伏線となる。

残り球団枠:なし

プラスワン 夏野向日葵 内野手 白薔薇かしまし学園大学

夏の化身

やはりショートが木浪では厳しい。
SummerBeat軍には夏を象徴する選手が必要だ。
せっかくならサクセス枠を6人使い切りたかったのもある。
というわけで夏野向日葵指名となった。
生木盛生の方が微妙にではあるが高評価だったので迷ったが、下心レディファーストの精神でチョイスした。

今回の打高環境では1試合4人でも中継ぎが足りなくなる状況が想定されるため、プラスワンは中継ぎにいくのが定石だろう。
しかしプラスワンでの野手指名を想定し、リリーフはスタミナのある選手を揃えてある(矢崎C、ロドリゲス D、木澤D)。
そう簡単にスタミナが尽きてボコボコにされることはないはずだ。

まとめ

サクセス枠の選手が追加されることで、市場の状況は一変した。
ショートは打てないとかセカンドは人材不足といった常識は吹き飛び、前回まで後回し気味だった先発は早々に枯渇していった。
結果的に野手優先での指名となったが、打線はかなり強力なものが組めたと思われる。
先発は宮城以外は苦しいところがあるが、打線がカバーするであろう。
年間600失点しても600得点する全盛期近鉄バファローズのようなチームになると思われる。
実際どうなったかは、本番をお楽しみに。


サクセス枠は女の子6人指名したかったけどやっぱ無理だよね。



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