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何度ふーちゃんのダンスを見直したことだろう。
12月となりました。2024年もあと幾日で終わるところまで差し掛かってきましたね。嘘だろ??
なんだか今年は一層『終わり』を迎えることが多く感じます。僕のヒーローアカデミアが完結し、先日最終巻が発売されましたね。近所に5-6軒ほど本屋が点在するのですが、そのどれもで売り切れていてまだ買えていません。こんなに本屋があるのに??ヒロアカは人気なんだなと実感させられます。諦めてAmazonで取り寄せました。
呪術廻戦も終わり、クロノトリガーのキャラデザを担当された鳥山明先生も旅立たれて、そして12月4日には齋藤冬優花さんの卒業セレモニーがありました。はい。今回はヒロアカではなく、齋藤冬優花さんことふーちゃんについて書いていこうと思います。(前置きが長い。)
そもそも私にとってアイドルを推すという文化は縁遠いものでした。
というか『推し文化』自体が私にとって未だに首を傾げるもので、その感覚を掴みかねているくらいです。そんな私が『齋藤冬優花さん』個人に興味を持って注目したのはかなり異例な体験でした。
グッズを買うことをあまりしない私が、『ふーちゃん関連ならば』という理由で買ったり、『ふーちゃんがどんなことを考えているか』を知りたいから、ブログを閲覧し、レターを定期購読したり。それがとても楽しいと感じるのは新鮮な感動でしたね。あ、ファンレターを書いたのもふーちゃんが初ですね。私の初めてを奪われまくっている。ふーちゃん、恐ろしい女だぜ……。(どちらかというと、お金を出させるアイドル産業の巧妙な戦略に上手い事乗せられている訳なのですが。)
ふーちゃんに注目したきっかけは、いつかの音楽番組で披露したアンビバレントの曲中、ふーちゃんが抜かれてたシーンがあって、『こいつやべぇ!!』って思ったのがきっかけですね。確か。
片膝を胸元まで近づけて、姿勢の軸を全くブラさずに膝下だけを左右に激しく動かす……っていう所業をやってのけていたのです。写真は流石に乗せられないので言語で伝わってください。ちなみに同楽曲の最後で180°ばりにハイキックかました佐藤詩織さんも凄かったです。
元々欅坂46時代からダンスと楽曲が好きで、ぼんやり追っかけていたのをここらへんでハッキリとメンバーについて注目し始めました。ことダンスパフォーマンスにおいて1期生全員表現が魅力的だったなと感じます。団結力、というのでしょうか。一人一人の魅力というより、本当に一本の欅の木としてダンスを表現されてて、『アイドルでそういう表現するんだ……』と認識が改まった覚えがあります。伝わってます??
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好きなふーちゃんダンス発表ドラゴンが~、好きなふーちゃんダンスを発表します~
語るなら未来をの冒頭ダンス~
二人セゾン(MV)の間奏~
エキセントリックのチャールストンステップ~(石森虹花さんも凄い)
東京タワーのサビ~(サビ前の佐藤詩織さん→サビのふーちゃん→サビ終わりの鈴本美愉さんのコンボが美しすぎる)
アンビバレントの片膝のやつ~
Student Danceの間奏ダンス~
誰がその鐘を鳴らすのか?のサビで訳わからん一回転するやつ~
コンセントレーション~
Buddiesの自由だ何も持ってないからのステップ~
BacksLive(一回目)のBAN~
BacksLive(いつか忘れた)のmicroscopeのゆらゆらの安定感~
流れ弾(ライブ)の片膝立ちの安定感~BacksLiveも最高~
ソニアの回るところ~
BacksLive(恐らく二回目)の美しきnervous~(上村莉菜さんの可愛さも天元突破してました~)
僕のジレンマのサビ~
車間距離のサビ~
BacksLive(8thの時の筈)のCoolセンター~
Start over!の全部~
ドローン旋回中(MV)の間奏~(可愛すぎる~)
BacksLive(9thの時の筈)のマンホールの蓋の上センター~
油を注せ!(MV)のあのかっこいいところ~
BacksLive(10th)の何ラブセンター~
インスタであげてるダンスのやつ~
正式名称が分からないダンスのステップも好き好き大好き~
ドラゴンに発表してもらいました。ふーちゃんのダンスで特筆すべき点と言ったら、安定感と正確性でしょう。ライブでは上下の動きが激しい中でも一切ブレないのが本当にすごいです。なんで片足で立って何秒も安定させられるんだ。鉄人……。あと音ハメしてくれるので見ていて非常に気持ちが良い。
ファンの間では、土台、縁の下の力持ちの評価ですが、私はどちらかと言えば骨格かなと思ったりしています。
かなりファン贔屓な目を承知の上で申し上げますが、彼女のダンスで全体の形がパキッと決まる印象です。
あとやたら難しい動きを要求されている気がします。油を注せ!のペアダンスのところ、一組だけ雑技団じみたことしてませんでした??
BANの話をさせてください。
一度目のBacksLiveで披露したふーちゃんセンターのBAN。時折見返したくなるほどに衝撃と、ふーちゃんのダンスの凄さが詰まった作品。他の楽曲でも言えるのですが、アップテンポの中で溜めと止めをしっかり表現できるの凄くない?私ずっと凄いしか言ってない。語彙力。
『時間はあんなにあったじゃないか。』
BANの中でも印象的な台詞です。それぞれのセンターで、違う想いを込めて表現されています。こういう部分含めてBacksLive面白いですよね。
ふーちゃんの台詞は、『迷い』を感じました。欅ポーズを大事に抱え、どこか悄然とした様子から、後半何かを決意したかのように力強くパフォーマンスをする。欅から櫻への転換期でもありましたから、そのあたりの心情もあるのだろうなと勝手に考察していました。
そこから時は流れて、卒セレのBAN。3期生、2期生、そして戦友1期生を従えての、
『時間はあんなにあったじゃないか。』
不敵に笑みを浮かべ、どこか余裕さえ感じるふーちゃんの表情に、私は号泣しました。あっ、2階スタンド席あたりでわんわん泣いてる奴がいたなと思ったら、それ私の事ですね。
ふーちゃんにとってこの9年間は肯定できるものだったのだと、最高だったのだということが伝わりました。
願わくばその場に上村莉菜さんも居てくれたらと思うばかりです。
ふーちゃんにとって、欅坂46そして櫻坂46は最高なんだぞ!ということが伝わり、彼女の大きな愛を感じられました。
ふーちゃんが歩んできた9年間は決して楽な道のりではなかったと思います。ただのファンが言及するのもどうかと思いますが、欅坂46時代は暗雲が立ち込め、逆風に吹かれていたこともあったかと。
その中でも辛抱強く、愛を持って活動をしてきた彼女がこうして素敵なドレスを身に纏い、送り出せる場に私も居合わせられたこと、とても嬉しく感じました。会場が一面の黄色、そしてピンクに染まるのを目の当たりにした瞬間にも感無量でした。
齋藤冬優花さんのこれからの活躍も応援してます。良き旅路を!
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