77歳でSexするには結婚しよう -3
部屋を一瞥、二瞥して座るところ決めると、そこは普段私が居る場所を20㎝よけた場所だ、堂々と私の事を考えずにでんと腰を下ろした。
「突然訪問されても問題ないね」
「なにが?」
「片付いている、流しも綺麗だし」
素早い観察の結果を披露した。
「まあね、男物の猿股はベランダじゃないと意味無いしね」
「ハハ、君って会社にいる時と全然雰囲気違うね」
「そうかな、おんなじだと思うけど。・・・ 何か食べる」
「要らない。けどお茶がお客さんの権利なら、それを貰おうかな」
「美味しいお茶が