人生ラーメンユーキリス

先日ラーメン館にいったのだっ!
注文したのはラーメン小だっ。
着丼!
ラーメン小かと思ったらラーメンshowだった。
この際もうボクはくよくよしない。
最近失恋を経験してボクは強くなった。
迷路系のshowですと綺麗にカッティングされた
のりに白い文字で印字されている。 
こういう細かい心遣いが暖かいんだよなー。
(孤独のグルメ)
恐る恐る左足の足先からラーメンに入っていく。
その日は雨だったから靴を脱ぐのを少し躊躇する。
靴下も濡れてるので臭いがしそうで心配なんだ。
自分がちっぽけに思える。
ボクの珍歩計は丁度2400を記録していた。
思っていたより底は深い。
次にいれるは右足。腰から頭から僕の全部が沈んでいく。でもあの人への思いだけは地球上に残す。
ラーメンという大海に飲まれても!
表面に浮いたマーブル模様な油に見とれていると
どんどん水面との距離が離れていった。
僕は怖くなって目を瞑る。
あぁ、そうだった。
いつなんどきも怖いもの見たくないものから身を背け目を瞑って来たんだ。僕は。
いいとか悪いじゃなくてそんな自分が少し嫌い。
「楽しいものを追うためにする苦労を惜しんじゃいけないよ。」薄切りのチャーシューが僕にいう。
僕はすかさず「うるせぇ」とタイキック。
チャーシューは叩かれて少し柔らかくなった。
これが身の丈を優に越えるラーメンを食べてみたいと願った男の末路か。
しぶしぶ受け入れようじゃないか。

地に足着けて生活しないといつしか浮き足だって足跡つかなくなって自分が歩いてきた道、そんで歩き方すらも忘れちゃうんだ。
猫背でも後ろ歩きでも地に足着けて腰落として正直に生きなきゃ。言いたいこと言う。好きな人に好きって言わないと。大事な時に大事だって思わないと。取り逃がしちゃうぜっ!
まるでラーメンの麺を箸で持ち上げたときに麺がそのツルッて落ちてっちゃうみたいに


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