水害対策について思うこと
能登半島の大雨・洪水によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
連日報道されてい大雨による洪水被害。
ここまで被害が大きくなってしまった原因は3つあると考えられています。
「地形」と「想定外の雨」、「地震の影響」です。
能登半島は、山が急こう配の上に河川が短いため、一気に下流まで流れることで水位が上昇しやすいそうです。
また、最近は地球温暖化の影響で豪雨の頻度が増加しています。今回の雨は能登半島の計画雨量の2倍以上振った場所もあったため、氾濫してしまったと考えられています。
それに加え、元旦の地震によって壊れた護岸が仮復旧のままの状態でした。
この3つの原因が重なったことでここまで被害が大きくなってしまいましたが、水害対策で1つ気になることがあります。
それは、想定より水位が上がってしまった時の対策が無いことです。
何故、日々溜まっていく土砂を撤去しないのでしょうか。
例えば、土嚢や防壁を1m準備したとしても、水位が1m1㎝の場合、1㎝分氾濫します。
ただ、5㎝でも日々土砂を撤去していれば氾濫は起きなかったかもしれません。
浸水が20cmの場合、子供は外開きのドアが開けられなくなります。
もし子供だけ留守番していた場合非難することができなくなります。
他にも、50cm以上で女性は歩行困難、次に70cm以上で男性が歩行困難、80cmでは歩行による移動は危険と言われています。
1㎝でも氾濫させないために、どこにお金をかけるべきか、一度考えた方がいいのではないかと思い、まとめさせていただきました。
他の場面でも、是非考えてみてください。
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