#170 「模倣と創造」
「何かしたいんだけど、何したらいいかわからない」
子供の夏休みの宿題、自由研究のテーマ選びは、子供にとっても頭を悩ませるところ。
夏休みの自由研究に限らず、生活においても仕事においても同じような悩みを抱える大人も多いと思います。
「何か作りたいんだけど、何を作ったらいいかわからない」
「何か良さそうなんだけど、何が良いのかわからない」
新しい取り組みを始めるべく「ものづくり」に挑戦しようと思い始めているのですが、早速大きな壁が立ちはだかりました。
「自分が本当に作りたいものがわからない」
今読み進めている佐宗邦威さんの「模倣と創造」という本の一文ですが、まさしくこの状態でした。
手当たり次第に思いついたものを始めてみても何か気分が乗ってこないのです。
「模倣と創造」の中では、創造の本質を
模倣⇒想像⇒創造
の段階に分けて説明されています。
初めの段階が「模倣」。
この段階で大事なのが
「感性のセンサーを働かせる」
ということ。
自分なりの解釈では、「いいなぁ」「素敵だなぁ」と心で感じたことを出発点にして、模倣することです。
「あの人から何て思われるかな」「カッコいいところを見せたい」という考えるのではなく、自分の感性に従って模倣する。
先ずは実践ということで、本のLESSONの一つ
「一日ひとつ好きなイラストをフセンに描く」
を、先ずは30枚を目標に描いていこうと思います。
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