野球部監督とは一体何なのだろうか。
みなさんこんにちは。
まず軽く自己紹介を挟みます。
以前まではNPBを中心とした野球編集動画をノーウェイトッカーという名前でTikTokにて約1年弱 の期間動画投稿を続けて参りました。
2月からのNPBの新規定の施行や様々な事情が重なり、個人活動ができなくなるのではと思いたち、このnoteでの活動を始めようと思いました。
今後ともよろしくお願い致します。
さて、自己紹介はここでおしまいです。
前置きへと移りましょう。
「球春到来」
野球好きのみなさんなら、この時期に一度は耳にする言葉だと思います。直近では
春のセンバツ甲子園の対戦表が公布され大きな話題を呼びましたね。昨年度にはバットの基準改正も行われ、高校野球の価値観も昔と今とではかなり大きく変化してきました。その中で、1つ自分の中で大きな疑問が生まれました。
監督って何?監督は不動なのではないか。と。
そう思い立ったら居ても立っても居られないということで、今回は何かと話題に浮上する
「監督問題」
について綴って行けたらなと思います。
前提 まず監督って?
まずこの話題を話す上で大事になってくるであろう、そもそも監督とは何なのかと言う事。初めにその監督とは何なのかを明かして行こう。
・監督の定義
まずそのものが何者なのかを証明する監督の定義をここに示す必要があると考える。今回はスポジョバさんに記載されている以下の文章を監督の定義として話を進めていこう。
スポジョバさんの記事にはこう記されている。
上記で述べた通り、今回はこれを参照に話を進めていく。
本題 監督って一体何?
本題に移ろう。今回の話では、観点を大きく二つに分けて少しデータを交えながら説明していく。
・絶対王政の王
ここでは野球部監督の立場について解剖していく。さて記事を書き始めるに当たり、昨日スポナビにてとても興味深い記事を見かけた。それは、著書『 高校野球と人権』にて記載されているものを1部抜粋し、報じられていた記事であった。その中には、今回の見出しにもなっている運動部の監督は絶対王政の王様なのかと言う対談がとても細かく描写されていた。
皆様も16~18世紀頃のフランスの絶対王政と上記で述べた監督の定義を照らし合わせて考えて見てほしい。
そう。この絶対王政の仕組みと上記で述べた監督の定義は妙に合致点が多いとは思わないか?絶対的権力が君主に集中し、君主が権力を行使する。この関係が何も言わずとも野球部内で出来上がってしまっているということ。そして、この関係が出来上がっていることから、干す等という行為により、選手の人権を奪いかねないつまりは監督が見かけ上の
『 絶対王政の王様』
という存在である事がまずこの文から伺える。
・野球部の監督って時代遅れじゃね?
先程は少し、現在の監督の立場的な状況を説明したが、ここではデータを交えながら立場ではなく恐らく皆様が1度は抱いた事があるであろう
野球部の監督時代遅れじゃね?という疑問に対して解剖して行けたらなと思う。まずはコチラ二つの資料を見てほしい。
そう。この資料から読み取れるように、標本調査を行った際、国民の約8割の方が坊主頭にする必要は無いと述べているのに対し、例年は減少傾向にあり、約3割となっているが6年前までは8割近くの野球部が強制的に坊主にされていたという事が分かった。
坊主を強制する人の意見としては、坊主の方が上手く見える、坊主の方が球が速くなる。
このような適当吐かした根も葉もない話ばかりである。ふと思い立ち、論文を検索してみたが、無論坊主によって球が速くなるなどというものは一切出てこなかった。本当に馬鹿馬鹿しいことこの上ない。そう。これで明らかになったであろう。
野球部監督は時代に逆らう時代遅れである。
と。
まとめ
上記二つの文では、野球部監督は選手の人権を奪いかねない絶対王政の王であり、時代遅れの頑固親父とことごとく批判するような記事を書いてきたが、実際このような立場に監督がいる状況であっても、部活を引退後あの監督大嫌いである。顔も見たく無いと思う人は殆ど居ないのではないだろうか。絶対王政の王である事、時代遅れの頑固親父だと言う事実が変わる事は無いが、結局はそれが愛無く行われている訳ではなく、全て愛を注がれ選手ファーストであるからでは無いのだろうか。結論、この文章で述べたい事は監督は絶対王政の王であり、時代遅れの頑固親父であるが、嫌いにはなれない存在であり、これから様々な価値観を取り入れていく事によりこの絶対王政が解消され、監督の威厳を保ったまま、選手と共存できる日が来るのではないかという事である。そして、定義は時代と共に変わっていくそんな世の中になるのではないかと言うこと。
これにて「監督問題」については閉幕。
監督の存在を頭に入れながら、春のセンバツ甲子園を応援しましょう!ちなみに自分は埼玉県出身なので浦実の優勝を願っています!
皆様もぜひコメント等で応援チームを教えていただけると幸いです…!